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看護部の新たな管理体制2-看護部(7)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

こんにちは。
新年度最初の看護部ブログの担当は、先月に引き続き看護部長の高橋が担当です。

3月は三寒四温とはいえ、肌寒い日が続きましたね。
インフルエンザも流行期間が長引き、体調管理が難しいですね。
 今日は4月1日。週明けから新採用者の職員オリエンテーションも始まります。
皆様、心機一転頑張りましょう。

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さて今回は、前回のブログに引き続き、
当院のWLB(ワークライフバランス)の取り組み発表のご紹介です。
今月は
 Ⅵ 「現状報告」
 Ⅶ 「まとめ」
のご紹介になります。 

Ⅵ 現状報告
 2014年と2015年のインデックス調査(看護協会主催で看護職員対象)と、職員満足度調査(当院の全職員対象)結果から、院内WLB推進委員会の活動報告です。

1)労働環境の更なる改善
 労務監査結果から、複数の項目、介護休業・ハラスメントについて見直しと、社労士からの研修受講をしました。介護休業については、法定を上回る取得方法の検討をしていましたが、法の改正でまず3分割取得にとりあえず見直しをし、既に取得した職員がいます。

2)看護部以外の部署対策
 看護部以外の取り組みはなかなか進められていないのが現状です。看護部以外の院内全体を見てみると、残業時間の減らない部署、有給休暇の取得「0」の職員が存在する部署があり、残業時間の削減対策と、年次有給休暇の取得促進の取り組みをしています。
 ①残業時間については、マイ・ノー残業ディを毎月作る。
 ②年次有給休暇取得については、院内ルールとして年間5日の取得を目標にし、取得を推進してWLB推進委員会で進捗しています。

3)看護部独自の取り組み継続
 ①当院の専門性を上げる事として、整形外科看護では、術前オリエンテーションの充実、これは、オリエンテーションで術後の体験をして頂いたり、DVDを利用し視覚的に指導したりします。また術後起こしやすい「せん妄看護」もマニュアル化でき、浸透しています。
 在宅看護では現在300名位の在宅利用者様がいらっしゃいます。急激に増えた利用者様の情報管理が課題で、今後は利用者様全般を看護部で情報管理していくことが先々の目標です。実際に今年度の院内症例発表会では、5症例のうち3症例が整形外科看護、1例が在宅看護の発表でした。当院の専門性の表れと感じています。
 ②患者様主体に考える「看護ケアに費やす時間」をどのような取り組みにしていくのかですが、これは職員の満足度・達成感を得ることができる各部署の取り組みの継続で、主体となることは、「自分たちがどうする」でなく、「患者様がどうあるべきか」、患者様・ご家族様に「ありがとう」と言ってもらえるような看護の提供ができること、この軸がぶれないように進めていきます。

4)その他
「頑張った人に厚遇を」「広報活動の継続」と、看護部職員の育休産休、休職中の職員が多くなり、看護部長の課題として「休職中の職員メッセージを送る」ことが課題です。

Ⅶ まとめ
 2回のインデックス調査と、全職員満足度調査、合計3回の調査で、当院の職員の思いを把握することができました。3回の調査結果も大差ない回答でしたので、意欲と満足の高い「活性型組織」としての信憑性のある調査結果だと言えるのではないでしょか?
コンパクトな組織の利点、情報共有しやすくフットワークが良い利点が結果に表れていると考えています。
 WLB推進は、制度の取り入れや見直し、例えば労働環境改善などは、ある程度修正ができます。未達成の項目については優先順位をつけて取り組みしていきます。
 今後は特に看護部主導で活動してきたWLBを院内全職員対象に活動することが重要課題です 。
しかし労働環境以外では、やりがいや満足度を上げる取り組みは数値化しにくく大変難しく困難な道のりです。
 現在看護部では、看護の質を上げ達成感を高める活動として、患者様にどうなって頂きたいか、そのためには何をすればよいかという目標を上げ活動し、進捗しています。
 2年間の取り組み紹介でもお伝えしましたが、看護職が一番やりがい・達成感を感じる時は、患者様やご家族に喜んで頂いて、「ありがとう」と感謝された時だと思います。
看護ケアをどのようにしたらいいのかと考え、情報共有しながら所属長のリーダーシップの下、チームで看護の提供に結び付けます。
また私が看護部長になり、一番初めに取り組んできた、当院の新人や中途採用者の教育プランを実施する事で、新たな採用者の成長をともに喜び悩み、話し合う事も職員の情報交換一致団結や達成感に繋がります。
 組織の利点を生かし、情報共有しながら、看護の質を高めることが職員満足に繋がるのだと言えます。このことは労働環境を高める具体的目標ではないので、非常に難しい取り組みですが、一つひとつの取り組みで患者様・ご家族様に喜んでいただけることで、活性組織が更に活性化し、スタッフの意欲と満足度を高めることができるのではないでしょうか?

医療法改正に伴う、医師や看護師などの医療従事者の勤務環境改善を支援する「医療勤務環境改善支援センター」が都道府県ごとに設置されています。
 京都府では京都私立病院協会が「京都府医療勤務環境改善支援センター」として、運営を京都府から委託され開設しています。29年からは、「京都いきいき働く医療機関認定制度」を開始し、雇用の質の向上に取り組むことを宣言・公表して勤務環境改善に取り組む府内病院を、京都府医療勤務環境改善支援センターが認定し、病院職員のモチベーション向上や人材確保・定着に資することを目的としています。
 当院も「いきいき働く医療機関宣言」をし、WLB推進委員会の活動を主として、ご紹介したような活動を継続しています。

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看護部の取り組みから始まった当院のWLBは、全職員取り組みに拡大しています。
 これは医療勤務改善に値するものだと評価できます。WLBは継続していくことが重要だと思います。地道に息の長い取り組みを今後も継続していきます。

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