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看護部の新たな管理体制2-教育委員会(3)

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早いもので2月も中旬となり、立春も過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回ブログを担当します、教育委員の病棟看護師の三浦と訪問看護ステーションそうまの看護師永井です。

さて、当院では、今年度再び看護学生の受け入れを始めるにあたり、実習指導者講習会に参加しました。今回のブログは研修での内容と学びを紹介させていただきます。研修目的は以下のように設定されています。

≪研修目的≫
 看護教育における実習の意義及び実習指導者としての役割を理解し、効果的な実習指導ができるよう、学生の特性を理解し、教育的配慮ができるように必要な知識・技術を習得する。

実習指導者講習では、多様化する看護学生にどのように向き合い、指導するかを考え、実習指導者に求められる資質・能力を探求するために、グループワークを経て、レディネスを把握することや、実践のデザインする力を養い、看護者として成長できるよう、共に育つという姿勢をもつことの重要性を学びました。また、実習は校外での授業の一環であるという認識をもち、看護学生が学校の教育目的に沿って望ましい成長・発達を遂げるために、必要な諸経験を提供する意図的・組織的な教育計画であり、看護教育課程を常に念頭に置いておくことを再認識しました。看護教育課程の演習では、ペーパーぺイシェントにて事例設定から、各領域の学習目標を達成するために、看護学生の悩みや、思考力を考慮しながら事例展開を行いました。また、実習指導案の意義や作成方法、ねがいの明確化、目標の具体化、教授方法の検討を講義で学びました。そして、各領域の実習目的・目標を理解した上で実習指導案を作成し、実際に臨地実習の見学も行いました。

看護学生の特徴のみならず、看護の動向なども学び、私たち自身も直面する2020年
問題も視野にいれ、今後対象者がどのように変化していくかを知る機会となりました。自らの看護の知識を広げ、自己目標や方向性を見出したり、医療安全管理についても学びを深めました。キャリア開発の講義では人生の転機に関する理論をもとに、転機の捉え方や対処の仕方について学ぶことができました。

研修の後半はグループワークにて学習を深めていきました。
受講生がグループに分かれ、看護教育課程の展開や指導計画の立案などグループで話し合い、まとめの発表を行いました。
その中の一つに病院での実習がありました。実習指導者講習会としての実習は初めての取り組みとのことでした。
実習内容は看護学生3年生の実習12日間のうち9日目からの見学を行いました。
実習生1名に対し、受講生が1~2名を担当し、病棟の実習指導者が行う学生への指導場面をシャドーウィングしました。

他病院での実習ということもあり受講生は実習前のオリエンテーションの時から緊張が強く、どのように取り組むべきか話し合っていました。そういった受講生の持つ緊張感は学生が実習で感じるものと同じであり、学生の気持ちを感じる貴重な経験となりました。 

私たちは看護学校を卒業してから、数年の年月がたち、看護学生の気持ちを理解できていると感じていましたが、実際に自分たちが経験する中でより身近に看護学生の気持ちに共感できたと思います。また学生が実習の中でどのような看護をしたいか考えて実践していく様子を見学することで、机上の学習では得にくかった学生のレディネスをとらえることができました。
この学生のレディネスといわれる「学生像」は実習指導を行う上で大変重要であるといわれています。講習会の前半で学んだことの多くも現代の学生についてであり、実習指導は学生のレディネスを知ることで学生への指導の在り方を学ぶことが出来ます。実習は授業であり、看護師は職務を遂行しながら指導も行います。実習指導では学生の特性に合わせた指導を行うことで学生自身の成長と指導者である私たち自身も成長するということが重要となります。
この講習を通して私たち自身が受講生という立場になり、そして、これからは指導者としてどうあるべきか多く考え学ぶ機会となりました。

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研修は数か月に渡り、業務と並行しながらの受講でしたが、病院内では学ぶことのできない貴重な学習となりました。この学びを今月から始まる実習指導に活かすことはもちろんのこと、院内でのスタッフ教育にも活かせていけたらと思います。

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