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プリセプターシップの立案(5)

[ プリセプターシップの立案 一覧 ]

6月初旬の本日、梅雨入りした筈の空が今日は雨も降らずに少し青空も覗いて嬉しくなります。
新人看護師の皆さん、また先輩ナースの皆さんは5月病やジメジメした梅雨空に負けていませんか?
先日、とある看護学校の教員の方から、定時制閉科に当たり記念誌にそえての原稿を依頼され、協力させていただく機会がありました。実習病院として長期に渡りお世話になったのですが、過去を思い出してみると……  卒後間もない頃から先輩実習指導ナースを見習いながら、自らも何度も教本を開いて学習し指導に当たらせていただきました。実習生と共に成長させて貰ったという懐かしい記憶と感謝の気持ちでした。
今は時々現場に出向き、スタッフのお手伝いをさせてもらいますが、患者様のお世話ができる看護の現場って本当に最高~とつくづく思います。

≪新人技術チェックリスト≫
昨年度より、新人看護師に対しての技術チェックは、従来の物と他施設での取り組み等を参考にさせて貰い、当院なりに処置項目別に作成したものを導入しました。全枚数は20ページ以上にのぼり、細かなチェックがなされているか進捗を図るために、5月の看護部会で使い勝手について議題に取り上げました。

★各委員会での意見★

【看護部会】

1) 処置項目別で見やすいが、新人の習熟度合いを考慮した物でないため、毎回の確認作業時にページ数が多く手間で使いにくい。
2) 目標別(初級・中級・上級)にすれば、中途採用者にも使える以上の内容から主任会議で目標別について検討してもらうことにしました。

以上の内容から主任会議で目標別について検討してもらうことにしました。

【主任会議】
実際に目標別(初級・中級・上級)に分類してみた結果

1) 目標別の回答にばらつきがあり、指導側に目標時期に認識のずれがある。
2) 目標別(初級・中級・上級)の分類方法の変更をして、より使用しやすくする。

以上の現場意見を教育委員会に引継ぎされ、教育委員会で精査・立案されました。

【教育委員会】

1) 初級・中級・上級で分類するのは当院では現状に即していないので意味がない。
2) 新人指導する事をイメージして、入職後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4段階分類とし指導しやすい・見やすい物をつくる。

という方針で作業が行われました。

◇作業◇

既存の処置項目毎にそれぞれの部署に持ち帰り、部署毎で4段階に分類する。
毎月の委員会で、部署毎に分類した項目をすり合わせし、分類にずれのある箇所は話し合いで決める。
チェックリストは、「経験した」というチェックでなく、『自立』を目標に設定する。

これらを繰り返して作業し、10月に完成しました。

≪看護部長として思うこと≫
新たな新人技術チェックリストの電子データーを受け取った時は、当院看護部職員の力は本当に凄いと思いました。
教育委員会メンバーがそれぞれの役割を宿題として持ち帰り、委員会でのすり合わせ作業している姿を見て、実際にパソコンでの作業の困難さなどを思うと感謝の気持ちです。また1つ当院の財産が増えたような嬉しい気持ちでした。  その後、実際に使用後の教育委員会の進捗では、

まとめてあるので短時間でチェックできた。
指導側も目を通しやすい。
項目がわかりやすい。

という評価でした。

「新人技術チェックリスト」を1つの事案として考えてみました。 このように色々な取り組みを部会で進捗管理し、そして問題提起された事が主任会議・教育委員会でそれぞれの役割で討議し、事案が流れて行き、手直しされて相馬バージョンとして完成されつつあります。また、今後のマニュアル再編成、さらなる業務標準化の準備ツールとして役立てられる事も視野に入れられるように出来てきました。
個人目標設定用紙同様に、部会を縦軸にして横軸に主任会議・教育委員会が確かに機能し始めているのを感じ、一致団結した組織のパワーが実感されてきました。
こうやってたくさんの事案を検討するようになり、科長会議も必然的に機能し出してきました。新人プリセプターシップ同様に取り組みが急がれた中途採用者サポートマニュアルでは、科長会議が力を発揮しました。

次回は中途採用者サポートマニュアルについてお伝えします。

つづく…

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