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プリセプターシップの立案(10)

[ プリセプターシップの立案 一覧 ]

11月に入り肌寒さを感じます。 少しずつ紅葉も進み、炬燵が恋しくなり朝は布団から出にくい季節になってきました。  当院の外来車椅子の1つ、「ナンバー4」は数台ある車椅子の中でひときわ目立つ存在です。  地味な色目の車椅子の中で一番存在感を示しているように、真っ赤な色をしています。

ご利用いただいた患者様もいらっしゃることと思います。
 この真っ赤な、いかにも俊足そうな車椅子の隠れた背番号は『53』番。 『53』の背番号に真っ赤なリストバンド… 何か想像できますか?
   そうです、阪神タイガースの赤星選手から贈呈していただいた車椅子なんです。毎年走塁した数の車椅子を医療や福祉の施設に寄付されているそうです。当院にも数年前にご寄付いただきました。
 阪神タイガースファンならずとも一度は腰掛けて見たくなるような、そんな座り心地のよさそうな『53』番です。


≪新人技術指導書について≫

19年度の新人採用時オリエンテーションは、ブログでもご紹介していますが、集団技術指導を新たに取り入れました。従来のプリセプターシップでもチェック表に基づき指導していましたが、現場に一任さており統一性に欠けると問題視していて、管理指導方法を考えていました。  そこで臨床指導者の経験がある中堅の看護師に、1日使っての基本的なマニュアルを元に技術体験を実施する事にしました。また、技術の取得状況を把握する為に1ヶ月後に評価の日を設け、現場での指導に連携する事にしました。  その後の新人集合研修の中で、オリエンテーションの感想・要望を聞いたところ、集団技術指導は好評で、清潔操作など追加研修の希望が上がって来ました。  そこで、看護部会では評価と来年度の指導方法について教育委員会と共に協議しました。

★看護部会★
今回の集団技術指導の評価について

1) 新人には好評であった
2) 1ヶ月後の技術取得の評価はしたが、評価者はプリセプターでなく、オリエンテーション時に指導した看護師であり、結果が現場の指導者に報告されず継続指導に問題があった。
3) 来年度の指導方法について課題   ①標準化した指導とその継続が必要   ②評価の基準が必要

以上、教育委員会での検討事項とされました。

★教育委員会★ 教育委員会での意見

1) 指導内容の統一のため、集団指導がよい。
2) 指導項目はあるが、プリセプターからチェック表の必要性があるとの要望がある。
3) 新人の配置された部署の指導者が集団指導してはどうか。
4) 統一した指導を実施するために、指導書が必要ではないか?マニュアルがあれば現場で引き続き指導しやすい。

という意見が出ましたが、指導方法も決まらなかったため、
集合指導と現場指導の「メリット」「デメリット」を検討しました。  

その結果、現場で指導する方が良いという意見になりました。

1) 技術チェックリストを使用して指導していくので、新人個々の進み具合に合わせて指導していく方がよい。
2) 指導方法の標準化された物が必要で、今年度使用した資料を参考に、マニュアルを作る。
3) 指導する者は、プリセプターを中心に実施する事で、プリセプターの成長にも繋がる。

以上の方向性が決定しました。
今年集団技術指導した項目を、写真を取り入れながら書式を統一して作業が行われました。

≪看護部長として思うこと≫
当院にもマニュアルは従来から有りましたが、日々の業務に追われ、見直しの必要性は感じていなものの、なかなか着手出来ませんでした。  しかし、昨年度からの活動のなかで、新人教育の為の新たな必然が生じ、現場の意見を生かした13項目の技術指導マニュアルが文章だけでなく、写真付での説明をつけて完成しました。19年度の教育委員会の活動は、新人チェック表、技術指導マニュアルと大変な作業だったと思います。  今年度は更に新人用マニュアルだけでなく、各部門において従来のマニュアル見直し、新規マニュアル作成の改善が進んでいます。今は、「看護管理基準」「看護業務基準」「看護技術基準」の3種類のファイルに綴じてコード管理しています。  マニュアルの見直し・作成作業は大変ですが、一つ一つ完成されてくるマニュアルが、スタッフの指導に役立っていることは部長個人面談でも耳にします。  そんな中で部長としての任務は、マニュアルが遵守されているかに目を配ることは勿論ですが、マニュアルの背後にある安全第一の考え方が、おろそかになってないかを見守る事が最優先と考えています。そして常時見直し作業を点検して、当院看護部の法律として安全最優先で、使いやすい・遵守できることをポイントに、社会情勢や技術革新、制度改定などに応じた見直しを加えて、進歩改善させて考えて行きたいと思います。

つづく…

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