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プリセプターシップの立案(14)

[ プリセプターシップの立案 一覧 ]

3月に入り、あちこちで梅の花を見かけます。今年は桜の開花予想も一足早く今月末らしいですね。  3月は巣立ちの時期でもあります。  看護学校の卒業式にも列席させていただきました。個人的には、子供の卒業式もあり、心に響くものがあって、物思いに耽ります。たくさんの人が巣立ち、次の目標に向かって希望に胸を膨らませていらっしゃる事でしょう。  2月22日の看護師国家試験も終了しました。毎年難題となっているようです。受験生の方々、ご苦労様でした。  少し早い桜の便りと共に皆さんにも「桜咲く」便りが届きますように…

★プリセプターシップ総括★
13回に渡り、昨年度見直し・立案してきた当院看護部の、卒後1年目・中途採用者のプリセプターシップについて、シリーズでご紹介させていただきました。看護部あげての取り組みを実施し、看護部理念である「自分や家族が受けてみたい、受けさせたい、心のこもったケアを提供させていただく相馬病院看護部」の実践を目標に、職員全体で情報共有していく制度として、現場の意見を取り入れながら立案し、実践していきました。  この最終回では、総括してみたいと思います。

≪採用時オリエンテーション≫
従来のオリエンテーションを離職率の高い原因の一つであったと反省し、改善しました。  焦らず、急がず、じっくりマンツーマン指導の体制を心がけ、有効な対策と評価し、今年度も同様に実施しました。今年度はオリエンテーション受講報告書提出を義務付けしました。

≪新人個人目標用紙≫
当院看護部の卒後1年目の月別目標はありますが、個人の進行度に合わせた目標が明確に立案でき、評価しやすいツール、情報の共有ができるように実施しました。有効な対策であり、継続実施しています。

≪プリセプティ日報≫
プリセプティ・プリセプター同士の勤務が少なく、指導の継続のために

情報の共有
問題の抽出
評価のツールを目的にした職員共有のツールである報告書

として、有効な対策として継続実施しています。昨年度卒後1年目看護師は、2年目にも自己のマニュアルとして活用しています。

≪新人技術チェックリスト≫
昨年見直しした技術チェックリスト導入しましたが、使用具合が悪いと評価されました。新人指導する事をイメージして、入職後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4段階分類とし指導しやすい・見やすい物をつくり、『自立』を目標に設定しました。  チェックリストはその後夜勤導入に必要な項目、また、当院の診療体制の変更に伴う見直しをしました。 卒後1年で経験できなかった項目は、2年目以降に持ち越し優先的に経験項目として実施しています。

≪技術指導書≫
昨年度は集団技術指導を新たに取り入れ、技術の取得状況を把握する為に1ヶ月後に評価もしました。新人からは追加研修の希望がありました。しかし、継続に問題があり見直しされました。  集団でなく現場で指導する方が良いと検討し、

技術チェックリストを使用して指導していく。
指導方法の標準化された物が必要で、今年度使用した資料を参考に、マニュアルを作る。
指導する者は、プリセプターを中心に実施する事で、プリセプターの成長にも繋がる

ということで作成されました。当院の不足しているマニュアル作成にも結び付き、現在は「看護技術マニュアル」の一部として、コード管理しています。

≪中途採用者プリセプターシップ≫

1ヶ月のスケジュール・日報、週報・個人目標設定用紙
経験アンケート
新人・中途採用者報告書

を実施し、数名の中途採用者の指導に当たりました。成功例もありましたが、経験者の定義が定められず、経験者でも新人同様に指導の必要な採用者がいたことから、評価・見直しし、1ヵ月のスケジュールから、3ヶ月のスケジュールに変更実施しました。また、③に関しては、小刻みな面談計画に変更し、プリセプターからの評価・計画報告、主任からの報告、科長はプリセプターシップ機能について報告義務としました。

≪看護部長として思うこと≫
看護部長の重責を担って3年が経過しました。絶えない離職者に衝撃を受けた1年目。新人教育を最優先課題とし、従来のプリセプターシップの見直し、中途採用者プリセプターシップの開始に取り組んだ昨年度、そして評価しながら見直しを実施してきた今年度。あっという間の3年間でした。  この間は、教育以外にも多々取り組みをして、一生懸命突き進んできたような感覚です。  荒れた地を耕し、地ならしし、種を蒔きました。計画立案に対して実践してくれた現場スタッフは、本当に苦労の絶えない日々だったことだと思います。感謝が尽きません。しかし、そういった苦労のおかげで蒔かれた種が芽生えて成長しつつある実感があります。  全ての事がまだまだ評価見直しが必要で、相馬病院看護部が一致団結、ボトムアップの姿勢は今後も同じです。相馬病院看護部理念の実現に向けて、今後も謙虚な気持ちで取り組んで行きたいと思います。  また、こうして当院看護部の教育体制をブログで知り、採用希望者もいらっしゃいます。来年度は10名の採用者の予定があり、ますます気を引き締めて行かないといけません。そして大きな花を咲かせるために、しっかりと大地に根を張らせたいと思います。  14回に渡ったこのブログも今回で最終回となりました。ご覧になっていただきまして、ありがとうございました。このシリーズはプリセプターシップの立案について主にお知らせしてきました。  新年度からは、プリセプターシップ実践の現場のスタッフの苦労話、感動話をお送りします。  どうぞお楽しみに…

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