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相馬病院 看護部ブログ

プリセプターシップの現場(1)

[ プリセプターシップの現場 一覧 ]

看護部ブログ新シリーズ第1回目は、外来の冨田留美子科長です。

いよいよ春爛漫、花咲き誇る季節となりました。新入職員を迎え、お互いに緊張感のある毎日ではないでしょうか?そろそろ疲れが出てくる頃ではありませんか?   はじめまして、外来科長の冨田です。  いよいよ「順番が回ってきたー」です。  このシリーズでは、看護部長の≪プリセプターシップについて≫の14回に引き続き、プリセプターシップの現場の様子についてお送りします。現場の喜び、感動、苦労話についてお届けします。  しかし、こんな時に我が家が車上荒らしの被害に合うことに…(涙)新年度早々気持ちはブルー一色、奈落の底ですが、ブログでは、元気一杯の様子が伝わりますように・・・

★私の新人時代★
私は、病院附属の看護学校からそのまま就職しました。その当時、プリセプターシップが存在していたかが不明ですが、1年先輩ナースが指導・相談の役割でした。仕事で困った事や悩みは、先輩から聞いてくれたように記憶しています。  新人の手術室勤務は私だけで、同級生が病棟で看護技術を習得したり、話をしているのがうらやましかった時期もあります。  なかなか手術室での業務の進歩がなく、毎日泣いてばかりで、当時総婦長室に出向いて勤務異動を願いでたのですが、「手荒れで勤務に支障があれば考慮します」と言われました。(実際、手あれがあり皮膚科受診しながら勤務し異動はなし)  落ち込んで伸び悩んでいる私を先輩ナースが話しを聞いてくれ、食事に誘い励ましてくれました。  後に聞いた話では、先輩達が相談した結果、1年先輩ナースが担当になったそうです。辞めずにナースを続けてこられたのは、先輩達から励まされたあの時があったから現在に至ったのだと思います。

≪当院のプリセプターシップ≫
相馬病院の新人教育体制も評価・反省を繰り返しながら3年目を迎えました。昨年度までも複数の新人が合同研修で、1年の進歩と反省の報告、2年目を迎える心構えを聞く事が出来嬉しく思いました。

緊張しながら発言したり、看護部長の質問にドッキリしたりとか、また感情的になり言葉が強くなったこともありました。ケーキを食べながらの研修、プリセプティーだけのフリートーク、プリセプターの苦労話と様々な思いがあります。自分一人ではなく、仲間がいて成長を見守る先輩が必ずいる事、共に成長できる機会がプリセプターシップであると思っています。   研修も回を重ねると報告も上達し表情も明るく自信も感じます。新人研修の見直しと同時に、研修に科長も参加することになり、共感できる喜びを感じています。  現場では、プリセプティーの問いかけにプリセプターが戸惑い、二人で密かに話をしている光景は、頼もしく微笑ましくみえました。勤務の状況からなかなか一緒の勤務が難しいようですが、時には一緒に勤務することで心強さを感じているのではないでしょうか?

≪看護科長として思うこと≫
この2年間は特に指導することの難しさを実感し、プリセプター任せでなく、新人をスタッフ皆で教育指導し見守り、管理者間の連携で情報の共有、評価、見直しをする事が出来ました。1年たってそれぞれに成長し、次の目標に向かって進んでおり頼もしさを感じます。これからも一人で悩みを抱えず報告・相談が出来る体制で解決策を検討し、育成する喜び・信頼関係の築きにしてもらいたいと願います。  私は、科長としての経験は浅く、技術も乏しいのですが、自らも勉強させて貰っていると感謝しています。今後も、教育体制を管理者がバックアップしながら指導していくことで、ナースの離職率低下に導ける要因の一つになり、看護部理念に沿った看護師の育成に結びつけば嬉しく思います。   【継続は力なり】と前々看護部長の口癖でした。  私たちと一緒に頑張りましょう!

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