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看護部の新たな管理体制(3)

[ 看護部の新たな管理体制 一覧 ]

看護部ブログ3シリーズ目・第3回は主任会議についてお伝えします。

春の訪れを待ちわびる頃となりました…お元気ですか。  今回主任会のブログは副主任4名が主に担当してお送りいたします。  平成19年より中間管理職教育の一環から、病院プロデュース会社より社長に参画していただき、主任会議が始動しました。  初めての主任会議は、当初聞きなれない言葉に往生しました。そして、慣れない病院プロデュース会社社長にも…  会議はその社長の有り難くてちょっぴり長めの管理についての指導で始まり、(でもその長い話のファンもいます)そして部長から注意点について話があり、レジメにそって会議は進んでいきます。  それでは、約3年の会議を回帰しながら、主任会の紹介をします。

★主任会議について★
≪メンバー紹介≫

こちらをご覧ください!(PDF)

≪目的≫
よりよい病院、よりよい看護の提供が出来る職場作りを目指す。 その為に下記のような事を重点に会議を行っています。

1) 新人看護師・中途採用者が安心して業務出来るような指導と環境つくり。
2) 日常業務の中で問題点を抽出し、問題提起する。
3) 病院及び看護部会での決定事項をスタッフへ周知徹底していく。
4) 業務評価等

…という感じで堅苦しい言葉で表現されています。  そこで、私流に解釈すると…(勝手に解釈させてもらいます) こちらをご覧ください!(PDF)

≪役割≫
主任会議が開催される事になり、最初は何を議題にすればいいのかさえ検討がつかず、会議が憂鬱に感じられたというのが真実です。自分の業務さえ、慌しく、忙しくて…“会議なんて少なければ少ないほうがいいに決まっている!”そう思っていました。しかし、他部署の人間が集まり、意見を持ち込みだすと、問題山積!!! 「こんなことってあるね」とか「そんなことが他部署では問題になっているのか」…。  そんな集まりの中、色々なアドバイスと考え方を導き出してくれる人物が…  その人物(社長)に、「君たちは中間管理職だ!」と公言され、「あれ?いつのまにそんな立場になったのかしら?」とたじろぎながら…でも周りを見渡せば改めて「自分たちは中間管理職としてしっかりしないと」と感じます。  第3者に改めて立場や役割を指摘され、緊張感を持ち直し、戸惑いながらも指導の意味とその時々のシチュエーションを想像しながら、手探りの状態でした。  でも、ただひとつこの集団が目指す先にあったもの、それは表現が違えど同じベクトルを指していました。  それは主任会議の最大目的「よりよい病院、よりよい看護の提供が出来る職場作り」、働くならやっぱり良い職場環境にしたい、という思いは全員一致していました。  そして「新しい相馬ブランド」の構築のために私達は歩き出しました。

<主な役割>
① 現場意見の掬い上げ(問題抽出・問題提起)
今迄は部署内で発生した問題を何処で解決すればよいか解らず、困っていた事を解決する場が出来るようになりました。  単なる愚痴と思われていた事が、実は重大な問題であったりする事も多々ありました。愚痴と片付けるのではなく、問題を掘り下げキチンと問題提起する事が重要と大発見!しました。  そこで必要なのはコミュニケーション  コミュニケーションはキャッチボールだそうです。まずは投げなければ、相手は返してきません。だったら投げなきゃ!!でも投げっぱなしではいけないそうです。  キャッチボールをするには「報告」が必須です。報告の重要なポイントは共有情報である事、ボールを投げた相手に解り易く、「言った、言わない」、をなくす為にも文字として表す共有情報の「報告書」が必要であると、またまた大発見しました!!  いろんな個性と思いが衝突する事もあるけれど、独りよがりや一局面的にならず、「相馬基準を自分達が創造している」、「自分達の目指す道に向かっている」と感じています。

② 周知徹底
色々な事項・基準を作ったとなると、それを確実にスタッフ全員に伝える事も、中間管理職の重要な任務です。一人でも漏れのないように伝播させるのが「周知」です。伝播させるだけではだめで、スタッフ全員が納得するような内容にする為には、伝えようとする内容の概念、本質を自分達が理解していないといけません。また「周知徹底」となるとスタッフ全員が理解し、決定事項等を実行しているか?していない場合は指導しないといけません。  「周知徹底の一場面」こちらをご覧ください!(PDF)

③ 助手会管理・運営
まだ始まったばかりの役割です。でも改めて考えてみると、「助手さんは患者さんの一番近い距離にいる」と言う事は、患者様の素直な言葉や思いを真正面から感じてくれている力強いパートナーです。  例えばおしぼりの提供を例に挙げますと、助手が準備した温かいおしぼりが提供できます。温かいおしぼりの提供にはどうしたらいいのか検討します。そこで助手たちは色々なアイデアを出してくます。そんなアイデアを根拠と分析でプロジェクトにし、管理していく事になりました。これこそが主任会議の役目として与えられた「助手会管理・運営」の一場面です。  この役目もまだ発展途上の段階といっても過言ではありません。

≪3年を振り返って≫
主任会発足当初は会議の日が迫って来ると、何となく気分が落ち込んでいたように覚えています。  周知徹底、進捗管理の具体的方法を十分理解出来ないまま行っていたため、苦手な言葉は「周知徹底・進捗管理」でした。  社長や部長の助言や指導が理解できず悩み、自分達がどうしたらいいのかわからなくなりました。確かにその時大変悩み落ち込みました。でも組織で勤務していたらそんな事はよくある事ではありませんか?  色々な所で壁にぶつかりながらも、前を見据えて真剣に取り組んできたつもりです。だから今となっては遠い昔の思い出の様に感じます。  会議を重ねるうちに、私達はバラバラだったものが、主任・副主任全員のコミュニケーションがバッチリとれ、一本の立派な弓矢になったのです。ちなみに主任会議が始動する以前は、中間管理職が他部署と交えて話し合う機会はありませんでした。ぎこちなく何か物がつかえた様な感じでした。  しかし、風通しがよくなったような、つかえていたものが無くなりすっきりした様な…胃の手術でいうと、術後やっと吻合部の浮腫が引き始めたような感じ?…なんです。  この風通しのよい状態を保ちつつ「報告・連絡・相談」でしっかりタックルを組んで趣味が周知徹底・特技は進捗管理になるように、主任会一同頑張っていきます。

文責 主任会委員長 信田

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