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看護部の新たな管理体制(4)

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看護部ブログ3シリーズ目・第4回はマニュアル係りについてお伝えします。

3月に入り随分春を感じるようになって来ましたね。  こんにちは、看護部長の高橋です。  桜の開花予報を耳にして、蕾みのふくらみが気になりませんか?  また3月は巣立ちの時期でもあります。あちこちで卒業式が厳粛な雰囲気で行われています。  未来へと羽ばたいていく夢と希望と不安で一杯のことと思います。  国試の結果も待ち遠しい時期ですね。皆さんに嬉しい知らせが届きますように・・・。 今回は委員会ではない『マニュアル係り』についてご紹介します。

★マニュアル係り★
平成21年度に初めての取り組みとして、『マニュアル係り』を立ち上げました。新人や中途採用者の看護職員への教育指導を標準化していくうちに、今まで取り組みが不十分だった看護部のマニュアルの整備・見直しが必要になりました。プリセプターシップの見直し標準化と共に、必要なマニュアルの作成はしていましたが、その他は不十分な状態でした。そこで「作業部隊」を立ち上げることにしました。初年度でもあり、あえて「委員会」とはせずに『係り』としました。  『マニュアル係り』は看護部と直結しています。看護部からの指示で、エビデンスの確立、手技の見直し・作成作業が任務です。  『係り』の責任者は看護部から任命しました。メンバーは他の委員会との掛け持ちでもあり、半期ずつの交代を認めることにしました。    それでは『マニュアル係り』の責任者・メンバーからのコメントをご紹介します。

マニュアル係りの別名芋洗坂です。←係長と言えば<芋洗坂係長>と言うことで・・・  「マニュアル係り」という部門を設ける・・・と説明を受け、作業に取り掛かり1年が過ぎようとしています。最初は「面倒だな・・・」とさえ思ったけど、1つ1つ完成していくことが、次への目標になっているような気がしています。  看護師となり13年、当たり前に行っていることを改めて文章化する難しさと、根拠に基づいて作成することの大切さを初めは解らず「やらされている感」で一杯でした。  でも、自分達が作成したマニュアルに沿った看護が行われ、変化していることに喜びを感じるようになっています 。  しかし、協力して完成させてもなかなか承認されず、修正・訂正で何度も何度も看護部会や科長会議とマニュアル係りを行き来し、ストレスを感じることさえありました。それでも調べることの大切さや追求・探究心は養え、苦手だったPCとも少しは付き合えるようになってきたことは、この1年の個人的な収穫になったので結果オーライとします!
看護師13年

病院機能評価やISOの認定を受けている病院は、病院独自のマニュアルを作成し、Drや薬剤師と協力し統一したマニュアルを作成しています。当院でも協力を得たものを作れば良かったと思います。  ボトムUPでスピードUPと言われているが、中々承認されず力不足を感じました。
看護師5年

10月よりマニュアル係りとなり半年が経とうとしています。  提出が遅れて他部署の方に迷惑を掛けています。大変な作業ではありますが、普段行なっていることを振り返るいい機会となっています。
看護師13年

マニュアル係りに携わり、最新の技術やエビデンスに基づいた看護とは何か…? など、調べることによって自己向上に繋がったと思います。  調べることや文章化が“しんどい”と感じることもあったけど、もっと他部門の協力を得ればスムーズに作業が出来、より一層当院オリジナルのマニュアル作りが出来たのではないか…と感じています。
看護師4年

昨年4月から半年間マニュアル係りに携わってきました。  現在透析室勤務のため、ほとんどすることのない業務のマニュアル作成に悪戦苦闘していました。いつも期日ギリギリに提出し迷惑を掛けていたけど、今思い起こすと私自身“いい勉強になった・・・”と思います。  もし再び係りになった際は、今回よりスムーズに作成したいと思います。
看護師19年

マニュアル係りとして活動し、1年が過ぎようとしています。  いつもこんなに沢山の事を学んできたんだと思うと同時に、正確に人に伝達する事は難しく、正しく文章で伝えることの難しさ、未熟さを痛切に感じます。  残りの2ヶ月、皆の力を借りながら頑張りたいと思います。
看護師6年

エビデンスに基づいた看護技術の確認、自分の看護技術の知識の振り返りとなり、良い経験となりました。係りにならなければ文献をひらいたり、検索したりすることもなかったかと。少し知識が深まったと感じるのは自分だけ・・・・
看護師14年

実際に行うことを文章化するということは、まず自分がきちんと解っていて始めて出来る事です。そういう意味でもマニュアル作りは文献を参考に・・・と言うより頼りっぱなしでしたが、よい勉強になりました。
看護師10年

マニュアル係りをしてみて一般的なマニュアルを作成しがちでしたが、実際に使用している物品・方法をしっかり把握して取り入れることで実用的なものになることと、その必要性を感じました。根拠をひとつひとつ振り返るよい機会となり学びになっています。
看護師3年

『マニュアル係り』の悪戦苦闘の様子、お伝えできたでしょうか・・・  『マニュアル係り』が作成・見直ししたマニュアルは、科長会議や主任も含めた会議である看護部会で確認しています。出来るだけ完成度の高いものにしたいため、科長会議からマニュアル係りを行き来することも度々ありました。その事でストレスや力不足を感じたとコメントにありますが、根気の必要な作業を実施してくれた事は、看護部内でも高い評価を得ています。  今年度の看護部の目標の一つとして、「マニュアルの更なる有効活用」を上げていました。  具体的には

1) マニュアル係りの設立
2) マニュアル更新作業10回/年  です。

結果的及び評価として

1) 指名を受けた係りの活動については、メンバーからの感想からも明らかです。当初は各自手探りながらも、回を重ねるにつれ、自主性を持ち責任感で困難な作業に取り組んでくれました。
2) 係りの会議を自ら毎月開催として活動して活動し、その結果更新したマニュアルは10以上にのぼり、1年間の実績となりました。

マニュアル係りの活動による波及効果として、係り自身の「マニュアルを活用して指導、実践することが大切」という認識が、科長会議での検討や現場での実践により、看護部全体の意識付けに繋がったと思います。  マニュアルを活用することで、スタッフが業務に対して新たな気付きをし、それをマニュアルに反映する事に繋がり、主任会議で管理、周知する、こうした一連の流れが生まれました。  さらに、作成段階で各部署間の横の交流、各部署内での手順見直しに対する検討を通じて、各部署内・部署門間の繋がりが緊密になったように感じます。そして中途採用者の他所での経験に基づく意見も参考にしながら、新しい当院の文化の進化に繋げています。  今後は、

1) マニュアル活用という面からは、実際に色んな場面でも当たり前に活用されるような取り組みが課題です。
2) 作成面からはコメントにもある様に、係りで作成したマニュアルの精査・承認のスピードアップを図ることが課題といえます。

 

この課題への最初の取り組みとして、作成段階で現場に一番近い副主任の確認を取るようにしました。また現在承認されたマニュアルは、主任会議のメンバーがスタッフに周知徹底を2週間の期間で実施し、内容の評価は3ヵ月後に実施することにしました。  来年度には、『マニュアル係り』の見直しを新体制の下に着手する予定ですが、他職種との連携・協力で独自のマニュアル作成とし、承認までの期限を決め、スピードアップに繋げて行きたいと思います。  『マニュアル係り』の皆様、今年度の活動ご苦労様でした。

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