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看護部の新たな管理体制(11)

[ 看護部の新たな管理体制 一覧 ]

看護部ブログ3シリーズ目・第11回は業務改善委員会からお伝えします。

今年は残暑厳しく例年に比べて寝苦しい夜が毎夜続き、湿度が高くしのぎにくい夏でした。
昨年まではほとんど使用していなかった我が家のクーラーは、この夏フル稼働し大活躍しました。今冬は早くから寒く、一挙に冷え込むらしいとの情報です。
 貴重な秋、みなさんはどのように過ごされますか?私は、この夏で体力の減退を痛感しましたので、少し鍛えてみようかなと思っていますが、この数十年?スポーツは一切したことがないのでなにから始めてよいか・・・
 まずは、歩くことから始めようと思います。

★業務改善委員会★

◆構成メンバー 委員長・副委員長・病棟代表メンバーの合計4名で委員会を開催。  
マニュアル作成委員:各部署メンバー数名。委員会には参加せず、代表メンバーの指示で作業をしています。

◆実施日:委員会は1回/月 第2水曜日16:30~

◆◇業務改善委員会の内容◇◆
【目的
相馬病院看護業務の見直しで、より安全な看護サービスの提供・より効率のよい看護業務の見直し

【役割 ①既存の「看護業務基準」見直し ②新たな看護業務基準の作成 ③他院での看護業務を調査し、エビデンスに 沿った業務を改善・見直しし 標準化する ④標準化した業務のマニュアル化 ⑤マニュアル化された看護業務の進捗

【今年度の目標】
新人・中途採用者が、即、活用できるマニュアルを完成させる


★業務改善ルール★

①マニュアル管理に関する取り決め  委員会で新規作成されたマニュアルの取り扱いや管理方法を決めました。このことで責任が明確になり、7部署のマニュアル取り扱いの標準化をはかりました。委員会管理のマニュアルは、進捗・見直し・修正をして、現場が混乱しないよう委員会部署担当を明確にして、現場の意見の吸い上げができるようにしました。 ②業務改善ルールでマニュアルチェック  担当部署で作成したマニュアルを他部署委員がチェック、代表委員により修正・訂正されたマニュアルは副委員長から各部署主任チェック。その後、修正・訂正して科長会で最終チェックされ、再度代表メンバーが最終確認し看護部会の承認を得ています。部会承認されたマニュアルは、科長会議で周知指示が出され、主任会議が周知活動を実施、一連の工程でマニュアル作成~周知まででファイリングして現場保管し活用してもらいます。
◆◇次は業務改善ルールをご紹介しましょう◇◆
↑クリックすると、PDFファイルが開きます↑

★経過★
平成21年4月、その年度の看護部目標である「マニュアルの活用」のためマニュアル係りが設立され、看護部から指示のあった看護業務マニュアルの新規作成を実施していました。しかし、マニュアル作成だけでなく全体的な業務の見直しが必要と判断され、平成21年9月に看護部の新たな管理体制下で業務改善委員会が発足しました。現状分析してみると問題点は以下の通りでした。

既存のマニュアルの実態は作成しているが活用されていない。
作成されたマニュアルがファイリングされていない。
所定の場所に保管されていない。
使いこなせていない。

業務改善の目的として、安全な看護サービスの提供のために業務を見直し、既存の看護業務マニュアルについて業務内容を分類することから始めました。使用しやすく持ち運び出来るマニュアルに仕上げ、各部署が活用できるようにする必要があると委員会で意見が一致しました。  最初の取り組みは、既存のマニュアルの仕分け作業でした。『看護管理基準Ⅰ』『看護技術一般・処置介助Ⅱ』『検査Ⅲ』『注射Ⅳ』の4分類にし、委員会作業で既存のマニュアルを振り分けました。  今年度から業務改善委員会とマニュアル係りが合併し、業務分担されていた計画と作成部門を一本化して、作業の合理化とスピードアップを図りました。月に1回の委員会ですが、マニュアル作成の進行が早く、各部署委員の努力と使命感でマニュアル数が増え、標準化された看護の提供につながっています。代表メンバーによる役割分担でチェック機構も速やかになりました。さらに、2部署で作成していたマニュアルは1部署担当にして業務改善委員会ルールで回覧、チェックしています。 業務改善委員会では、優先的にマニュアル作成をしていますが、作成に追われるだけでなく、エビデンス≪根拠≫の確認や、各部門間の相違点・改善点の意見交換の場として活用したいと思います。今後は、迅速かつ円滑な承認の流れにすること、マニュアルの使用監査と評価の業務が課題と考えています。

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