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看護部の新たな管理体制(12)

[ 看護部の新たな管理体制 一覧 ]

看護部ブログ3シリーズ目・第12回はRM(リスクマネージメント)委員会からお伝えします。

山の木立も少し秋めいて、赤や黄色と色鮮やかに変化してきつつあります。 早々と北海道の雪の便りも聞かれます。また寒い冬が来るのかと考えるだけで首がすぼむ思いがします。
 秋を通り越して冬に一気に入ったように感じる今日この頃。インフルエンザなどには罹患しないよう、十分気を付けていただきたいと思います。

今回はRM委員会(リスクマネージメント委員会)担当のブログを、委員長である水野がご紹介させていただきます。

★RM(リスクマネージメント)委員会発足の経緯★
RM委員会は、看護部の体制が再構築された2009年10月に発足され、やっと1年が経ちました。
 院内には医療安全管理委員会が設置されていますが、より安全な医療・看護の提供の為に、
看護部内で発生するインシデント(重大事故に発生する可能性があった事例、若しくはヒヤリハット事例)を確認し、アクシデント(事故)の発生を防止するために、事故防止対応案の正当性の検討を目的に新たな組織となりました。
 「リスクマネージメント」という聞きなれない言葉に戸惑いながら、インシデント・アクシデントの報告から、もう二度と同じ過ちは起こさないために何が出来るのか?
患者様の安全最優先のためにRM委員会がしなければいけないことは何か?暗中模索の1年でした。 今回はRM委員会の1年の活動内容を紹介したいと思います

<RM委員会の目的>

安全な医療・看護の提供
標準化された対策の周知徹底


<RM委員会の役割>

医療事故の防止・再発防止対策・発生時の対応・報告が遵守されるように現場指導。
インシデント・アクシデント是正処置報告書を検討し、対応案の標準化や妥当性について協議する。
事故防止対策マニュアル作成・文書管理。
重要インシデントの掬い上げと対策検討。
医療安全教育・啓蒙活動。


<構成人員>

各部署の副主任3人および委員長の計4人名。  委員は現場で活動している者ばかりです。それ故にインシデントの内容に対しては「ありがち」「考えられない!」など様々な思いがあり、それではどうすれば良いのか?を考える時にとても良い意見を出し合えます。

<今年度の目標>

インシデント・アクシデント報告書の提出が文化となる。
年間報告書提出目標数値 病床数×10÷2=400枚程度

◆上半期インシデント・アクシデント報告書数

H22年 4月 5月 6月 7月 8月 9月
インシデント 34件 28件 22件 59件 37件 49件
アクシデント 0件 0件 0件 1件 0件 0件
上半期:インシデント 229件
アクシデント   1件

上半期の報告書枚数は、目標数に達成しているものの、看護部以外からの報告数は少ないのが現状で、今後も啓蒙していく必要があると感じています。

自部署で起こったインシデント報告の確認をし、スタッフに注意喚起する。
インシデント・アクシデント報告書が提出されていく流れを一部変更して、委員は自部署の報告内容の確認をしています。また、症例を挙げてスタッフに注意するように働きかけています。
報告書を元にして同じような事例を起こさないように、システムの改善に繋げることが出来る。
インシデントに対する是正処置報告書やRM委員会に検討依頼される議案報告書が提出された時に、処置の妥当性標準化に向けて解決策を考えています。
今年度から院内で全職員向けに開催しているBLS(一次救命処置)研修のサポート。


<委員からの感想紹介>

【A委員】
業務に潜むインシデント・アクシデントに敏感になりました。  気づき発見する意識を持つことが出来ました。

【B委員】
同意書が必要なマニュアルは、患者様・ご家族の立場になって考えていくことが大切だと感じています。

【C委員】
作成しなければならないことが沢山あったのですが、会議で次回の課題等の確認ができて、回転よく進行できました。

<来年度に向けて見えてきた課題>
妥当性や標準化という言葉に常に戸惑いながらこの一年間活動してきました。  しかし、問題は山積であるのに、力不足で進まない事がもどかしく感じるときもありました。  人間はミスを犯すものです。従ってヒューマンエラーは無くなりません。しかし、インシデントやアクシデント報告に対して、常にシステムの構築・変更の対応案を考えることで、患者様に安全と安心を提供する、看護部の理念に向けた看護の提供に繋げて行きたいと思います。

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