看護部の新たな管理体制2-(4)
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こんにちは。4月の看護部ブログ担当は、主任会から2階病棟主任信田が担当させていただきます。
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昨年度は猛暑・極寒と厳しい自然環境でした。 3月11日に起きた東日本太平洋沖地震では、多くの大切な命が奪われ、又被災された皆様と、関係者の方々に心からご冥福と、お見舞いを申し上げます。 私達がいま出来る事・・・それは小さな事かもしれませんが、精一杯やっていきたいと思います。 主任会として活動を開始してから4年が経過します。 各科の主任・副主任が集合し様々な議案に対して精査や、問題提起をしてきました。委員長として私が感じることは、この4年間会議を通して意見交換を行ったり相談しあう事で、主任会メンバーのコミュニケーションが充実し、共通認識する事ができました。その結果相馬病院看護部の主任会は何処の主任会にも負けないくらいの結束力を培ったと思います。 春です!!いよいよ23年度もスタートです。 患者様が相馬病院に来てよかった・・・と思っていただけるような看護の現場になるように、科長会指示のもと主任会一同一層努力したいと思います。
前回科長会のブログで周知徹底のプロセスについて詳しく紹介されました。 今回は、主任会で行なっている周知管理について、またそれに使用しているツールについて詳しく紹介したいと思います |
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科長会 | ![]() |
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主任会 |
【主任会における周知活動のルール】
①周知徹底の管理方法 添付資料①
周知する内容によってランク付け周知期間を決定します。
②周知徹底管理表ver.リーダー 添付資料②
リーダーと主任会が管理し、スタッフに周知されているか確認するもの。
③周知徹底管理表ver.主任会
この表をもって、1カ月評価・3か月評価を行っていきます。
④科長会報告・議案報告書
科長会各委員会に評価報告を行ないます。
「周知徹底」と一言でいっても、各科スタッフ全てにおいて「周知」してもらうことは、困難でした。
例えばマニュアルが部会で承認され、科長会から周知指示がだされます。
主任会が始まった平成19年度当初スタッフに“マニュアル熟読してくださいね”と呼びかけても、なかなか・・・(>_<)熟読してもらえたのか確認する方法もありませんでした。
管理する主任会側はどのようにしたら、マニュアル等をスタッフのモノに出来るか?が課題となり①②③を作成した経緯となりました。
主任会としてどのように周知するか? 内容は理解できたか?周知事項の経験は出来たか?内容に疑問点はなかったか?
周知事項に問題はないか?周知の評価は?などなど・・・ ①~③のツールを使用して主任会で基準を作り周知活動を行っています。
22年度これらのツールを使用し評価した結果
①については評価ランクの見直しの必要があり改善
②については、スタッフの意見記入欄(スタッフの意見を取り入れやすくするため)又集計欄(評価を正確に行うための数字化)を追加しました。
改訂版の準備も整い23年度の使用開始に備えています。
これらのツールを使用し周知管理する事で、マニュアル等がスタッフに浸透し、安全・安楽な看護の提供が行われ、そしてそれが相馬病院看護部の看護の質の向上に繋がると信じて、活動していきたいと思っています。