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看護部の新たな管理体制2-感染防止委員会 (4)

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すっかり、秋も深まり肌寒くなってきた頃かと思います。暑い夏を乗り切り、金木犀も香りやっと涼しくなったと思えば、もう冬の足音が聞こえています。今年もカレンダーをあと1ヶ月半残すだけになりました。連続して台風が猛威を振るい、被害にあわれ不自由な生活をされておられる方にお見舞いを申し上げるとともに一日も早い復興をお祈りします。

今回は看護部感染防止委員会の院内研修会を看護部感染防止委員長の駒形がご紹介させていただきます。
感染防止の研修会は、新入職員が少し慣れた初夏の時期に「標準予防策について」を 秋から冬にかけてウィルス性疾患の流行し始める前頃に「経路別感染予防策について」の2回開催をしています。

看護部感染防止委員会は前半の標準予防策研修を担当しています。
研修会では、まず総論の標準予防策とはなんぞやというところからはじまり、なぜ標準予防策という対策をしなければならないのか、標準予防策はどのようなことをするのかなどを委員会メンバーが主体となって進めていきます。

標準予防策の中から、毎年メインテーマを決めます。
PPE(個人防護具)についてであれば
どのように脱ぎ着するか。
どのようなグッズがあるのか。
どのような時に何を装着して、どのような時には不要なのか。
どのように廃棄するのか。
など画像や実技を取り入れ行います。

ちなみに今年のメインテーマは、「みんなでやろう手指衛生」でした。 
どういうときに水道水や石鹸を使用して手を洗うのか。
どういうときには速乾性のアルコール製剤での手指衛生で良いのか。
また、どのように行うのか など
を動画などを見ていただくことで視覚に訴えてみました。

また、全職員が自分の職種役割に応じて手指衛生を行うために、「5モーメンツ」を取り入れてグループワークを計画しました。
5モーメンツ(5つのタイミング)手指衛生が強く求められる、患者様との直接接触が伴う行為行動が5種類ありこの行動に必ず手指衛生を実施することと勧奨されたものです。
1.患者様への接触前
2.清潔操作の前
3.血液・体液に暴露されたおそれのある時
4.患者様への接触後
5.患者様周囲、環境への接触後

上記を踏まえ、スタッフが業務を行う色々な場面で5モーメンツにあてはめ、「このタイミングと思われるので、ここで手指衛生をするか、しないか、必要か」などを考えてもらいました。
5モーメンツに当てはめると、あるスタッフは「ここはいらないだろう」と思っていても他のスタッフから「ここはいるでしょう」などスタッフ同士で意見をだすことによって、自分の手指衛生のタイミングがどうなのかを知る事も出来ました。

しかし、5モーメンツの説明が難しく、グループワークがうまく出来なかったグループもあったという反省課題もありました。
院内研修会の後に復習問題を行い、また当日参加できなかった職員にもDVDや当日のパワーポイント資料で伝達講習を受けていただき復習問題を提出していただいています。
採点し集計後、本人に返却しますが、全職員となるとの伝達講習には時間を要しますが、復習問題などを通してその都度の研修の振り返りになればと思っています。

今回、研修後と時期を同じくして院内で速乾性手指消毒剤を勤務中は個人持ちにし、月間で使用量を確認してもらうことにより日々の手指衛生に役立てようという強化月間を9月にスタートしました。 (以降、継続中です)

・・・以前は、部署ごとに配置にしていたのですが、ブームが過ぎ去るように装着が見受けられなくなってしまっていたのです。

インフルエンザや、感染性腸炎など季節性のものと思われていた疾患も今年は「え?! この時期にインフルエンザ?」「インフルエンザで学級閉鎖」など9月からニュースにもなっていました。
全職員に手技や対策などを分かりやすく研修を行い、またそこからアンテナをはって予防し、対策を立てることができるような興味を持ってもらえる院内研修会になればいいなと委員会メンバーは知恵を絞って開催しています。

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