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看護部の新たな管理体制2-看護部(26)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

まだまだ寒い日が続きますが、節分が過ぎ、梅の花やうぐいすをみつけたりすると確実に季節は春に向かっていると感じます。しかし緊急事態宣言の延長などコロナ禍は牛歩のような足取りでスッキリしません。早く次の季節をみたいものです。
今回ブログを担当させていただきます訪問診療主任の松山です。ここでは相馬病院の訪問診療について書かせていただきます。

訪問診療部は現在、5名の医師、5名の看護師で診療・業務を行っています。ご自宅への訪問が必須のため、複雑な京都市内の地理に速やかに対応できるように、複数のドライバーの運転で日夜訪問診療に携わっております。
管理患者様は約370名、1か月の往診件数は緊急訪問や時間外往診の利用者も含め約1300件となります。1日に訪問する件数は約40~50件となっています。
訪問診療の利用者様のうち約70%は自宅療養、約30%はサービス付き高齢者住宅やグループホームなどの施設利用者様が対象となっています。
疾患は認知症、慢性疾患、難病、悪性疾患など多岐にわたります。その中で癌や難病の終末期における在宅への移行患者様の紹介が、治療を終えた医療機関から地域連携を通して紹介されるケースが増え、在宅看取り件数も増加しています。
終末期の症状緩和において、現在在宅でおこなっている医療行為は輸液(静脈点滴、皮下点滴、ポートからの点滴)、輸血、胸水・腹水穿刺など実施しています。痛み、倦怠感、呼吸苦などの緩和ケアには薬物療法としてオピオイド、医療用麻薬が使用され、投与方法として経口投与、持続皮下注射があげられます。経口投与が不可能になった場合、自己調節鎮痛法PCAという方法をとっています。
生活の場である在宅に戻り、QOL(生活の質)を最期まで最大限に保ち、その人にとってのよい生き方・死に方を選べるよう、在宅で過ごしたいと願う患者様やご家族様を支援して、その希望を少しでも叶えられることを訪問診療看護師としての目標にしています。そのために人的・社会的リソースを活用し、多職種チームが専門性を発揮・協働しています。患者様やご家族様がどんな状況にあっても寄り添い続け、共にいることを念頭においており、その部分に大きなやりがいを感じています。

また、往診時に知り得た情報を院内外の他職種チーム全体に提供・共有し、連携していくこと、発展させ、支援につなげることが私たち訪問診療看護師の役割であると考えています。そのために日々、気づくことの大切さやスピーディに情報共有できる技術、能力を養うこと、創造していくことが重要と感じております。

在宅で過ごしたいと願う患者様やご家族様の思いを救い上げ、支えられる看護を提供できる訪問診療看護師を私は目指したいと思います。
私は看護師経験としては20年を過ぎてしまいました。外来勤務が長く、訪問診療を担当し始めてもうすぐ3年が経とうとしています。こんな私は在宅知識の習得にはまだまだ自己研鑽と努力が必要です。ありがたいことに私の周りは在宅知識に溢れた方々が多くおられ、教わってばかりです。このような環境に感謝しつつ、ますます発展していけるよう日々、前進したいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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