重要面会禁止のお知らせ(PDF) 発熱症状のある患者様へのお願い(PDF)

京都市上京区を中心とした地域に根差した医療(訪問診療 訪問看護)、
京都での旅行透析は北野天満宮前の相馬病院へ

医療法人 相馬病院

診療時間・電話番号

相馬病院 看護部ブログ

看護部の新たな管理体制2-看護部(29)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

今年の春を迎えて思う事

4月のブログで部長より紹介頂き、今年度より副看護部長の任に就きました濱口でございます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

部長のブログにもあったように、コロナ一色に染まった当院でした。 外来はいつもと違う緊張した春を迎え、目に見えない敵と戦うための対策も追いつかない状況が続いて、病院全体としての大きな痛手として、医療衛生材料の不足の事態が私達を苦しめました。
物品を無駄遣いしないよう、なおかつ徹底された 感染予防対策を講じなければならず、スタッフ一同、明日はどうなるのか、患者様の命を守るために、我々は何をするべきか、を問い続けました。
医療従事者は毎日戦い続けていますが時には使命感だけでは前へ進めないほど辛いこともあります。
今まで体調が悪くなったり、風邪気味だなと思ったらすぐ病院へ行き、すぐ診てもらえたのに、「熱があるかないか」が重点的になり、思うように診療ができない時もありました。医療従事者として、本質的な事より、目の前の問題にだけまず目を向けなければならないのはおそらく殆どのナースがジレンマを感じた事と思います。
今まで自分の手で患者様に触れていたのに、グローブをつけ、ゴーグルをつけて触れなければならない、手のぬくもりを感じることができない事が辛く感じました。

しかし、我々ナースは、自分の身を守るだけではなく、 患者様の傍へ行くために
暑く息苦しい防護服を身に纏い、手を触れてこの目で看てきました。
病棟・外来のナースは防護衣を何度も着替えながら発熱やウイルスに苦しむ患者様に寄り添いました。在宅部門のナースは自宅で不安な利用者様の傍へ行き、手を取り励ましました。
私達も苦しかった1年ですが多くの方々に励ましていただきました。支援物資を頂いたり、衛生材料がなくなると「手作り」の防護衣や、シールドを作って持ってきてくださった事もありました。その嬉しいお気持ちと、一人一人が自分の身を感染から守る事、感染者数が減ること、それが何よりの我々へのエールでした。

当院のナース達もこのコロナ渦で、自分たちのやりたい看護が思うようにできなかったのではないかと思います。患者様のご家族の面会が禁止となり、思うように地域と連携するのが難しい部分もありました。しかし、どんな状況の中でも看護の基本となるものは変わらず、やりがいを見つけて看護を追及していって欲しいと願うばかりです。

今年の春はコロナワクチンという希望の武器を当院でも取り扱う事になり、1人でも多くの地域の方に受けていただきたいと思っております。
季節は巡りましたが本当の春はまだ世界に来ていないのかもしれません。
マスクがなければ外へ出るのも怖い、こんな世の中ではなく、人々が安心して暮らせるその日まで私達相馬病院看護部はここに来たら安心だと言って頂ける看護が出来るよう努めていきたいと思っております。

コロナ禍で再認識した事は、 普段慣れていた当たり前の日常がどれだけ幸せであったかという事です。
幸せであるという事は、お金がたくさんあるとか、贅沢が出来るとか、富や名誉ではなく、当たり前の事ができて、穏やかに毎日を過ごし、その中でも 職業として人を大切に出来る事である、幸せとはこういう事なのだとしみじみ思いました。

私は、列車や車で遠い所へ旅をする事、娘と美味しいsweetsを 食べに行く事、ギターの演奏で大きな声を出し、ジャズ等を歌う事が趣味なのですが、ずっと出来ずに悲しい思いをしております。
本当の春が来て、今まで出来ていたことが当たり前のように又出来る日々が戻ってくる事を切に願っております。

サブメニュー

ページの先頭へ戻る