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看護部の新たな管理体制2-看護部(32)

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すっかり、季節は進み暑い夏がやってきました。今年ももう半分折り返しています。
土砂災害で静岡、大雨で鹿児島など今年も大雨で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに早い復興を祈念しております。
このブログが掲載される頃には・・・東京オリンピック2020が1年遅れで開催されている事でしょう。また、相馬ニュース夏号で中野内科統括部長が掲載されている新型コロナウィルスとワクチン供給にも目処が立っていると願うばかりです。

さて、今回のブログは看護部主任会が担当させていただきます。病棟主任5名 訪問診療、地域連携、外来手術室から各1名 の計8名にオブザーバーとして病棟中村師長の9名で月2回開催しています。 

主任会の内容を、外来・手術室主任・駒形が紹介します。
2病棟と3部門の主任が、この規模の病院でも全員が出席できる日はなかなかありません。
日々で、勤務で顔を見かけたときの少しの時間でコミュニケーションをとったりしています。
第1回目の会議では、師長会からの伝達・進捗や検討事項をディスカッションし、 第2回目には管理学習や各委員会、各部署からの議題を検討するなどしています。
今年度は、①病棟の効率化や申し送りの短縮、② DM教育について、③せん妄認知症について目標を掲げて取り組んでいます。その一部をお知らせしたいと思います。

まずは①病棟の効率化ついて病棟主任の木山が説明します。
病棟は、入退院や手術に加え、当院は訪問診療や訪問看護ステーションの部門があり、
退院・在宅支援が必須です。それに加え入院患者様も高齢の方が多く、介護度が高いのが
当院の特徴です。忙しいけど、必要な事はやらなくてはいけません。そこでどうしたら、ケアや業務の時間がとれるようになるか?主任会で病棟の効率化について取り組みました。
病棟は2チーム制に分かれており、今までは、1部屋の中に2チームが混在していましたが
動線を短くし、時間短縮の目的で部屋ごとにチームを分けました。重症部屋や介護度の高い
部屋はチームを混在させ、そこでチームの重症度や介護度、患者数の調整をしました。
ベットコントロールの為、病室が変わった場合はチームも変わります。
約1年かけてようやく定着してきましたが、1番効果があったのは、夜勤帯は動線が短くなり
動きやすくなったという意見が多かったです。その反面、チームの重症度や患者数に差がありすぎる、という意見や、在宅支援の途中でチームが変わり困ったと意見もありました。
途中で担当患者が代わるというのは、スタッフのモチベーションが下がる場合もあるので、代わる前には、声をかけそのスタッフの意見も聞くようにはしています。そして必ず、引継ぎ、サマリーを書いて、患者様や次の担当者が困らないようにしています。
次に申し送りの短縮についてです。当院では、日勤から準夜への申し送りは、管理者からの伝達事項のあと、各チームリーダーが患者様の事を送ります。準夜全員で聞きます。
申し送りマニュアルもあり、15分以内に送るということになっていますが、入院や手術があるとついつい長くなりがちです。申し送りを受ける前に準夜も情報をとっているので、長々と申し送りを受けるよりは、早く患者様のベットサイドに行き、自分で観察をする事を重要視しています。
まずは、再度マニュアルを周知し、余分な事を送っていないか?各自、意識してもらいました。1年かけて、概ね出来てきました。いずれは、当院でも申し送りは廃止になるかもしれませんが、その一歩前進した段階です

②糖尿病指導プログラムについて、訪問診療部の松山主任より説明します。      
令和元年から糖尿病指導プログラムの作成を開始しました。各部署でどのような資料を使い、どういった指導を行っているのかを調査しました。すると院内統一の資料はなく、担当看護師が必要に応じて作成し、指導が必要な項目だけ教育するといった形態でした。そのため主任会で院内統一の指導書の作成をすることになりました。ちょうど管理栄養士が食事指導に使っていたリーフレットがあり、それを参考に作成にとりかかりましたが、内容が現状に合わなかったため、インターネットや文献を参考にしたり、また他病院で糖尿病指導されていた看護師に指導をもらいながら、指導書を作成しました。紙ベースに加え音声を入れた映像も作成しました。しかし糖尿病教育の機会が少なかったり、指導した場合の評価をどのようにおこなっていくのか課題が見えてきました。
そのため糖尿病の既往がある方を指導対象と考え、その患者様をアセスメントして指導可能かを判断し、使ってみることも視野に入れました。評価については患者にクイズ形式で質問に答えてもらったり、指導プログラム表で理解度を確認するという評価方法を考えています。今後は指導症例をできるだけ増やして、進捗評価しながら使用していきたいと思っています。

最後に③せん妄・認知症について、担当は、病棟主任の水谷主任です
せん妄は入院期間の延長、死亡率の増加、予後の悪化に繋がる問題で有病率も一般に考えられている以上に高い疾患です。また、高齢化時代が進み入院患者の6~7割以上が70歳以上であることが多く、認知症合併症も増えており認知症対策の充実を令和2年には診療報酬の改定も行われました。
主任会では認知症・せん妄加算についての取り組みに関し昨年度よりワーキンググループを立ち上げ活動してきました。術後せん妄について当院では以前より対策をすでに実施しています。昨年度はせん妄マニュアルを整備し、今年5月からせん妄加算の取得を始めました。
認知症についても、認知症に関する正しい知識を持ち認知症対策の充実をはかることで患者様に応じた適切な看護、より良いケアを提供できるよう今年度は委員会を立ち上げ、認知症加算3を取得できるように活動しています。
当院では高齢の入院患者様も多く、手術後や環境の変化でせん妄や認知症の症状が一時的に変化・悪化することがあります。しかし、その特徴を理解し対応することで、興奮した場面も昔話や趣味の会話を持ち、自宅での環境に近づける工夫をして適切に対応し、穏やかな状態に戻られることも多いです。

今後も現場の問題点を掬い上げ、看護の質が上げられるように師長のサポートの下、様々なことに取り組める主任会でありたいと思っています。

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