京都市上京区を中心とした地域に根差した医療(訪問診療 訪問看護)、
京都での旅行透析は北野天満宮前の相馬病院へ

医療法人 相馬病院

診療時間・電話番号

相馬病院 看護部ブログ

看護部の新たな管理体制2-(13)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

みなさま、寒中お見舞い申し上げます。
 お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
 おいしいものを一杯食べて、今年一年を乗り切る活力を得られましたか?  
今年最初のブログは委員長の大嶋が担当させていただきます。

【一年の計は元旦にあり】と言いますが、私は『今年こそは食べても太らない体作りをしていこう!』と都合のいいことを考えております。

さて記録・計画委員会は今回で2回目の看護部ブログの担当となりました。

前回は記録・計画委員会の発足や活動の内容をお知らせいたしました。今回はその後の取り組み・活動内容についてお知らせします。

≪今年度の目標≫

記録は情報共有のため『見やすく』『わかりやすい記録』にしよう
①記録物の見直しや周知・進捗を行う  
②委員会のメンバーが活動内容を理解し伝達・監査ができる  
③重症度・看護必要度が正しく評価ができ、看護記録に記録ができる

≪取り組み・活動内容≫
1)【『大腿骨頚部骨折の手術を受けられた方へ』の指導パンフレット】の周知・進捗活動  
2)【観察記録】の周知・進捗活動(観察記録とは、手術後や病状が重症時に使う記録用紙です)  
3)【患者基本情報・看護サマリー】の承認・周知活動(サマリーとは、入院中の要約をしたものです)  
4)【包交記録】の使用基準の作成(手術後の創の観察専用記録です)  
5)静脈注射指示受けマニュアルの完成の承認  
6)『重症度・看護必要度』について院内研修の実施  
7)毎月両病棟から送られる重症度・看護必要度監査と看護部会へ報告

特に今年度は、上記1)2)3)4)の周知が現場で徹底できるように、評価や監査しながら進捗しています。委員会のメンバーは部署での監査指導状況を委員会で報告しています。  
1)から4)の内容は主に患者様の情報をスタッフ間で共有するために使用するものです。例えば退院された患者様の【患者基本情報・看護サマリー】はすべて外来部に提出されます。
 サマリーは一人一人の患者様の入院中の様子を要約したものですので、外来への継続看護に役立てています。
入院中にパンフレットを使って退院時指導をしたケースでは、サマリーにそのことが書かれ、特に注意するポイントなども記入しておきます。
そして退院後の受診に外来看護師がパンフレットに沿って在宅状況の聞き取りを行っています。

それでは委員でもある外来副主任の松山看護師から継続看護の状況をお伝えします。

大腿骨頚部骨折術後パンフレットは、
1)大腿骨頚部骨折の手術を受けられた方へ・・筋力強化を目的とした運動内容の紹介
2)人工骨頭術や人工股関節置換術を受けられた患者様へ・・日常生活動作の注意事項
の2部構成となっています。

パンフレットを使用して病棟で行った術後に注意する指導の内容、実施状況などはサマリーに記載されています。外来ではそのサマリーからの情報を基に、退院後初回の受診時に指導内容の実施確認、必要時は再指導を継続看護の一環として行っています。
 こういった活動で感じることは、パンフレットが患者様とのコミュニケーションをはかる糸口の役割をしているという事です。
退院後や日常の生活の状況などパンフレットをコミュニケーションツールとして用いる事で、聞き取りしやすくなっていると思います。
今後ますます対象患者様に、安全安楽に在宅生活を送っていただけるように、継続看護を強化していきたいです。

このように病棟と外来の継続された看護を委員会で報告しあい、一つの情報として記録物の進捗をしています。
 そして今年は委員会で初めて重症度・看護必要度の研修を開催しました。
 ≪重症度・看護必要度≫とは、入院患者様に提供されるべき看護の必要量です。これは患者様にどれだけ看護が必要なのか、根拠に基づいて統一された尺度を用いて評価しています。
 この評価は正確性が問題となっていて、必然的に今年度の研修開催となりました。

研修開催に当たり委員会では重点事項を

①≪重症度看護必要度≫の院内指導者研修に合格したメンバーが研修内容の検討をしていく
②基本的な項目の説明
③院内で評価の間違いの多い事例
④一般に間違いやすい事例
⑤注意してほしい評価のポイント

の5つとして研修を開催しました。

またこの研修の目的は、  
①病棟以外のスタッフは基本的な項目の理解が出来る事  
②実際評価するスタッフに対しては、正確な評価を行うことができる事 としました。

全て手作りの研修の開催で準備に時間を要しましたが、委員の頑張りで開催することができました。

≪今後の課題≫

1)【観察記録】と【包交記録】は手術後の併用など、統一された記入の更なる徹底に努めていきます。  

2)【『大腿骨頚部骨折の手術を受けられた方へ』の指導パンフレット】と【患者基本情報・看護サマリー】は実際に提供している継続看護の状況から進捗し、看護の強化にしたいと考えています。

3)【重症度・看護必要度の評価】は、正確な評価をするという点で一番の沢山の課題を残しています。基本的な評価はできてきていますが、24時間を振り返って評価を行う事と、そのためには患者様の状況をしっかりと看護記録に残すことが必要です。
4月の頃から比べると、委員の働きもあり随分評価内容が記載されてきていますが、まだまだ評価に必要な記録が出来ていないのが現状です。部署のスタッフの個人指導も含め、委員会でも具体的に指導内容の方法を検討し取り組んでいきたいと思います。

サブメニュー

ページの先頭へ戻る