看護部の新たな管理体制2-看護部(45)
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まだまだ気温は高いように思いますが、日ごとに秋も深まってきているように感じます。
秋は空気が澄みわたり、突き抜けるような青空が広がる爽やかで過ごしやすい季節です。
また金木犀の香りや、紅葉や楓が色づき始め移り変わる四季の様子を感じられ、自然のパワーで元気がもらえそうな気がします。
今回ブログを担当させていただきます。外来師長の信田由起美と申します。
宜しくお願いいたします。
私は相馬病院に就職してから、すでに30年以上の月日が流れました。
ずっと病棟勤務をさせていただいていましたが、昨年10月に外来へ異動となりました。
長い間相馬病院に勤務していましたが、病棟とは全く違う外来の勤務体制や、業務の内容に戸惑いを感じながらの1年でした。
そんな中、以前入院されていた患者様から、“久しぶりです”“あれ外来にいるの?”などの声をいただいたり、毎日外来をラウンドする中で、通院患者様から顔を覚え、声をかけていいただいたりすると本当にうれしく思い、こちらが元気をいただいている状況です。
ありがとうございます。
電子カルテ導入に伴い外来でも、受付機や精算機の導入が行われました。
以前なら受付で“どうされました?”“何科を受診されますか?”など、人での対応でした。
しかし機械を導入することで、患者様自ら受付を行っていただき、ご自身で受付票を診察室前のBOXに入れるというシステムへと変更になりました。
急な変更に戸惑いを感じられる患者様も多くみられました。長く座っておられるなと思い、声をかける場合や、受付票をカバンの中に持って頂いており、診察へのご案内が遅れるケースもありました。
またこちらの段取りの不備でお待たせする時間が長くなってしまった事例もあり、色々とご迷惑をおかけすることがありました。
受付のやり方を表示したり、受付機に使い方を表示したり、受付票BOXを見やすいように工夫したり・・・・しかしまだまだ患者様の不安は解決できたとは言えません。
患者様のサポートは機械ではできないと思っています。
患者様が困っておられたらすぐに察知できる看護者でありたい。
試行錯誤しながらですが外来の患者様がスムーズに診療を受けていただけるよう、これからも外来スタッフで協力していきたいと思います。