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看護部の新たな管理体制2-(15)

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いよいよ23年度も年度末が近づいてきました。この激動の一年、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?  そして24年度はどのような1年にしたいと希望を持っていらっしゃいますか?  今回の看護部ブログの担当は、先月の予告通り看護部長の高橋が担当させていただきます。  度々年度末の担当が回ってきますが、今期の年度末は私的な部分でも色々なことがありました。長女の就職、長男の大学進学と、二人の子供たちが自分の将来に向かって新しい一歩を踏み出しました。  それぞれが巣立っていく事に嬉しさと寂しさが入り混じって複雑な気持ちですが、部長としても1年1年が大切です。子供たちに負けないようにと自分を励ましながら、また、励まされながら成長していかないと・・・と、改めてそう感じます。   

昨年12月1日に、看護部と総務課の共催で「接遇マナー研修」を開催しました。  今回は「心に伝わるマナー」 ~謙虚さの重要性~ というテーマでの研修でした。  看護部では毎年恒例の接遇マナー研修ですが、今年度は院内職員の紹介もあって、30年以上国際線の客室乗務員として活躍され、現在は接客マナー講師として活動されている方による研修でした。  座学と簡単な挨拶の実施などを盛り込んで、1時間という短い時間に、看護部からの要望も入れ込んで中味の濃い研修を開催していただきました。  

研修内容は、第一印象の重要性、「患者様」と「お客様」の違い、CS(顧客満足)の考え方、相手との関係を築くペーシング・リーディング、マナーとは?、謙虚さの重要性、クレーム対応などの項目でした。  研修では医療の現場で職員と患者様との関係で、職員としての姿勢で大切なことは、

①職員の意識を変えること(患者様はお客様であること)

②敬語で話すこと(きちんと敬語を使う事でお客様との距離を保つ)

③感謝の気持ちで「ありがとうございます」が素直に言えること、

以上の3つのポイントを教えてくださいました。

空港や飛行機以外で、キャピンアテンダントの方にお会いするチャンスはなかなかありません。  そんなわくわくした気持ちの中、わざわざお越し頂いて研修を受講でき、研修内容にも大変満足でした。  また、この研修参加者は50名を越える参加者で、院内研修参加者数の記録となりました。  当院職員がこういった研修で、マナーアップしていくことで、より患者様に安心していただき、信頼を寄せていただく事で、職員の満足にも繋がり、相馬病院がより地域に根ざした病院となるように、幹部職員として、スタッフを見守っていきたいと思います。       

今回のブログのテーマは、看護部の23年度の総括と24年度の目標についてご紹介します。  23年度の看護部の目標は、当院のホームページ、看護部のご紹介にも掲載しています。

私が看護部の総責任を負うようになり、当初は看護部の目標を具体的なものにしていました。たとえば昨年度であれば、看護配置基準を10対1にあげた後の看護について、具体的にわかりやすい目標を掲げていました。

しかし、今年度からは、看護部の目標は方向性を指し示すようにして、具体的な目標はそれぞれの現場の所属長が、管理部署のスタッフに対して掲げるように変更しました。それは各所属長が自主的な目標を設定する事で、各科の目標到達意識を高める狙いがありました。看護の配置基準を10対1基準にあげてからは看護の質を高めることを目標に『良質な看護の提供』を全体の目標にしてきました。

看護には区切りがありません。配置基準ごとに看護のレベルがあるとも思いません。基準はあくまでも看護職員の配置です。しかし、看護職員配置基準が上がるということは、患者様にご負担いただく額が増えると言う事になります。従って常時看護部理念のように「自分ならこうされたい」という考え方の下で、よりよい看護を考えて提供していくことが必要です。こういった経緯で4項目の強化(安全・標準・説明・継続)が必須と考えました。

今年度、各所属長が具体化した目標は各部それぞれですが、看護部として揚げた目標に基づいて部長の立場からそれらを評価すると、四項目全てについて何らかの成果は上げられたのではないかと思います。但し123の項目については前年度からの継続目標であり、ようやく成果が出てきたと言えます。  4についても訪問看護ステーションの開所や在宅療養病院としての役割の拡大、といった成果からも一定のプラス評価が出来るのではないかと思います。

しかし「振返り」や「疑問に思う」といった各個人の勤務姿勢の目標についてはまだまだ満足いくレベルには達していません。  当院は地域に密着した中小規模の病院です。そうした役割から考えて当院のナースとして要求される姿は専門的より全般的な知識や看護姿勢です。  そういったナースを育成するためにも「振返り」や「疑問に思う」為には現場での様々な情報や知識を自分の中で再構成して、解決へと導くきっかけとなる「気付き」が重要になると考えています。この「気付き」という姿勢は他からいくら言われても身につくものでなく、各個人がいかに問題意識、注意力を持って日々の勤務に取り組むかにかかっています。  このように相馬のナースとして社会から要求される重要なスキルであるという認識にたち来年度も継続して目標に掲げて無意識のうちに「気付き」が出来るナースを育てたいと思います。

これに加えて今年度の医療監視で保健センターの職員の方からご指導頂いた事に取り組むつもりです。  具体的には「1、安全強化」の項目に防災対策強化を取り入れます。東日本大震災が発災して一年が過ぎました。こうした自然災害は防ぎようがありません。しかし医療従事者としてこういった状況の中でも組織の一員として、家族の一員としてどういった準備、心構えをしておくべきか?それを来期の新たな検討課題として取り組んでゆきたいと思います。

来年度4月のブログのトップバッターは「科長会」です。 どうぞお楽しみに・・・。

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