看護部の新たな管理体制2-(19)
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こんにちは 7月の看護部ブログは科長会冨田が担当です。この時期と言えば、祇園祭り。蒸し暑くしのぎにくい厳しい季節【夏】がもうそこまで来ていますね。 今年は、計画停電対策や節電に向けて、みなさんはどのような工夫をされていますか?我が家ではあまり使用しないクーラーですが、訳あって今回どうしても要り様になりました。昨日某家電で見積もりを出してもらいクーラーの買い替えを決心しました。もちろん省エネタイプ!かなりの格安をゲットしました。
さて今年度の科長会が担当するブログは、各担当部署の紹介をさせていただくことになりました。 私は、外来・手術室の担当をしています。大きく分けて外来部門と手術部門があり、外来部門は更に「外来診察」と『訪問診療』の担当者がいます。 今回は、当院の『訪問診療』をご紹介させていただきます。
『訪問診療』は病院へ通院することが困難になられた方に対し、医師がご自宅に訪問し診療しています。 当院は【在宅支援病院】として、24時間365日医師と看護職員の配置をし、在宅療養中の方々が安心して生活していただける様体制を作りました。 院内の関連部署が常時最新情報を共有し、利用者の方に入院治療が必要と判断された場合、速やかに入院していただけるよう迅速に応対しています。
当院の『訪問診療』構成メンバーは、 医師3名 看護師2名 運転手2名が交替性で担当し100名以上の方々に利用していただいています。
訪問時間は、主に午後からブルーの往診車で各ご家庭を訪問しています。
診察内容は、患者・家族様との信頼関係を最も大切にしながら、全身の健康管理や薬の処方、血液検査、簡単な処置、点滴などの医療を提供します。
では、『訪問診療』を主に担当しているメンバーのコメントをご紹介します。
高橋医師:(背の高―――イ先生ですが、もの腰は低――イ先生です)
相馬病院で訪問診療を本格的に初めてからもう4年が経過しました。平成22年4月に在宅支援病院となり平成23年度は、延べ往診件数は月450件年間5000件以上となります。 また、昨年度は、1年間に7人の患者さんを在宅で看取ることができました。訪問診療医、看護師、運転手を増員し、今後一層充実した在宅医療を展開したいと思っています。
細川医師:(ふっくらとした 細――川先生です)
外来通院が難しい患者さんの少しでもお役に立てればと考えています。
*先生方、チームワークで患者・家族様に信頼していただけるよう頑張りましょう。
島村看護師:(小柄でもパワーは大柄です)
訪問診療担当になって4年になりました。患者さんも私の名前、顔も覚えていただけたと思います。往診車の移動で四季を感じながら頑張っています。
若田看護師:(現場は新人ですが、超ベテランです)
訪問診療担当となって早半年になり、やっと患者さんのお顔、お名前が一致するようになりました。雨にも風にも負けず笑顔で頑張ります。
*いつも元気で明るく優しく患者・家族様の一番近くで寄り添ってくれています。
乾運転手:(何がなくても、この方がいないと現場は困ります)
相馬病院往診車の運転手でお手伝いをさせていただいて3年が経ちました。毎日20件ほど行かせてもらっています。最初は、地図を見ながらでしたが、今では患者さんのお宅までスムーズに行けるようになりました。 町々では、いろんな方より声をかけられています。『相馬さん往診してくれはるの・・?』とか、『相馬さんで毎月診察してもらってます・・』などなど・・・・・・・ 今以上に素敵な出会いを大切に頑張ります。
荒川運転手:(乾さんの右腕、頼りにしています)
5月から往診車の運転手となりました。無事患者さんのお宅まで運転する仕事です。安全運転で安心して職員の方々に乗っていただけるよう心がけて、乾さんと二人で力をあわせて頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
*待っておられる患者・家族様の為に、運転手さんの健康第一、安全運転でお願いします。
日本は近い将来、超少子高齢化社会がやってきます。医療や介護の必要な人がいても、日本の病院のベッド数が足りません。看取りを含めた在宅医療を提供できる体制を整えたことは、社会的にも大きな貢献になります。看護や介護が必要になっても、人は住み慣れた場所で生活したいと望みます。そういった要望に少しでもお答えできるよう、お役に立てるよう皆で頑張っています。
なお、『訪問診療』申し込みは当院の地域連携室担当者がお受けしますが、まずは当院の受付若しくは外来職員にお気軽にご相談ください。ご質問やお問い合わせなど、どのようなことでもお受けします。 少しでも多くの方に訪問診療を知っていただき、またご利用していただけるように、さらに体制を強化していきたいと思っております。