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看護部の新たな管理体制2-(38)

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_ 「1月はいぬ(去る) 2月は逃げる 3月は去る」 といわれるように新年が明けたばかりと思っていましたが、もう2月です。

この冬、海外ではナイアガラの滝も凍ったり、暑いイメージのエジプトも112年ぶりに雪が降ったりと世界的な大寒波だそうです。そんな話を聞きつつ、皆様の体調はいかがでしょうか?

_今月のブログは、看護部感染防止委員会 委員長の駒形が担当させていただきます。

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_前回2012年11月のブログでは、インフルエンザなどを想定した手指衛生や、マスクの装着などの防御具、感染予防についてお話をさせていただきました。今回は今まさに猛威を振るっている「ノロウィルスについて」お話をしたいと思います。

 

_「インフルエンザのワクチン接種」で冬を感じ始め、ワクチン接種が落ち着く間もなく

「ノロウィルス対策」が始まります。

今冬は早々に11月に院内・看護部の感染防止委員会合同で院内研修を開催しました。

ノロウィルスの形態、特徴、感染経路などの総論を感染防止委員長の医師より、また検査部門からや薬剤部など各専門分野からの各論の講義をして頂きました。看護部感染委員会は初めての試みではありましたが、実技を行いました。実際にイメージできるように「模擬吐物」を作成し、「模擬吐物」に特殊塗料を混ぜて、人の起立した位置から落とし、どれだけ吐物の飛沫が拡散しどのように処理するかのデモンストレーションです。

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_事前に委員会で、予行演習をやってはいたものの当日は予想以上に吐物が飛び散り、参加者には実際に拡散状態を目の当たりにしてもらうことが出来ました。当日は時間の関係上できなかったのですが、「模擬臀部」も作成し、オムツ交換を行う際にどのように介護者からウィルスが広がるかも実験しました。こちらもまた後日、院内でデモンストレーションを行う予定です。

_実際、ノロウィルス対策で重要なのは「拡散」させないことだと言われています。

吐物の「飛沫(しぶき)」が飛び散りそれを靴やスリッパで踏み、その履物を手で触れることで手につき、何らかのきっかけで口に入り発症。また、「飛沫(しぶき)」がその場で乾燥し、そこから舞い上がり衣服やカーテンなどにつき、また何らかの形で口に入り発症するようです。

_だから、手を洗うことは重要なのです。30秒くらい時間をかけて手洗いマニュアル通り「きっちりと」と言われています。履物などに触れた後は、手を洗うということも日常からやっておきましょう。

もちろん、トイレのあと、食事の前などにも手洗いが重要なのは言うまでもありません。

またノロウィルスは、通年病院の廊下等に設置している速乾性の手指衛生製剤では効果はありません。ノロウィルス流行期には、ノロウィルス対応の速乾性擦式消毒液を使用します。早め早めの対応を心掛けて設置しました。

ノロウィルスは免疫もないと言われ、1度発症しても2度3度と発症することもあるそうです。また腸内を好むため、「下痢止め」なども使えず脱水などを予防しながらウィルスが出ていくことを待たなくてはならないそうです。

とても小さなウィルスで爆発的な感染力を持っているので、いかに防御させるかが重要といえるでしょう

 

_そんな思いのなかで行ったデモンストレーションでしたので、自己満足ですが委員一同達成感を味わうことが出来ました。

委員会メンバーからも、「想像を超える汚染範囲だった」「知らない間に自分にも付着することに驚いた」「処理の仕方を実際にやってみて今後に役立てたい」「自分が媒介者にならないように注意したい」「いざというときに対応できるように準備しておく」などコメントがありました。

 

研修内容は撮影録画し、参加できなかったスタッフへの伝達や助手研修で使用し、理解を深められるように役立てています。

また、デモンストレーションした処理方法は、ノロウィルス流行期の吐物処理マニュアルとして文書化し、周知徹底した感染防止対策を行っていきます。

 

_感染防止委員会の会議開催の最後には必ず伝え徹底していくよう啓蒙しています。

__________「感染を持ち込まない、持ち帰らない」と。

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