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看護部の新たな管理体制2-(49)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

皆様、寒中お見舞い申し上げます。

京都市では新年早々昭和29年以来の大雪で、警報も発表され交通が混乱しました。そんな気象状況のため、元旦は家で家族とともに過ごしました。
久しぶりに連日専業主婦で張りきったのですが、だんだんスタミナ切れで疲れました。家事は大変ですね。

また、昨年は、自然災害、異常気象と地球規模で不穏、雨が降れば豪雨、雪が降れば大雪、爆弾低気圧も出現し大変な一年でした。

昨年12月下旬には、京都市でもインフルエンザ注意予報が発令され、例年に比べ1か月程早い注意予報です。12月の外来は、毎日1名から2名程度の発病でしたが、
注意報が発令されてから一挙に発熱インフルエンザの患者様が7割増えました。生活習慣で手洗い・うがい・マスクによるインフルエンザ予防対策をしてください。

当院では、1月末まではインフルエンザ予防ワクチンを接種しておりますので、予防接種を考えていらっしゃる方は、一度、外来にご相談ください。

今年最初の看護部ブログ担当は、外来統括科長の冨田が担当させていただきます。
今年度の外来目標から『いつでも安心・安全に入院受け入れができる体制を整える』の取り組みをご紹介させていただきます。

当院の1か月に外来をされる患者様の数は、約4500名 その内新患患者様は、約300名、入院をされる患者様の数は約100名です。入院形態の割合は、緊急入院と予定入院でおおよそ7対3の割合です。
従来入院していただくための流れは、入院が決まれば簡単な入院経過を申し送り表に書き込み、入院してから患者様情報を病棟看護師が聴取していました。入院して治療が終わり退院になれば、その後は、外来通院もしくは何もなければ病院に来ていただくことなく終わってしまいます。

最近では、国の方針に沿って在院日数の縛りが厳しくなり、情報をできるだけ早くに取得して、退院後の療養生活を見据えた視点にいち早く移行するように変わってきています。当院も継続看護委員会の主導で外来から退院後の生活を見越した入院のシステムづくりをしています。

目的は、

  1. 患者様をお待たせすることなく、安全安心して入院していただく
  2. 業務の簡素化を図る(業務分担)
  3. 連携強化

です。

このシステムで、外来の役割は、予定入院の患者様を対象に外来で患者様の主訴や生活環境、アレルギー情報などの入院に関わる情報や説明や困ったことなどキャッチし、質問や相談も受けています。
事前情報取得で入院時の患者様情報や入院案内、入院時検査、薬剤師による常用している薬のチェックなどすることによって、時間を有効安全に適切な検査を受けられると思います。
また、患者様から担当看護師が直接お話を伺うことで不安の軽減、入院後のイメージができ、安心感と親近感につながります。

予定入院の対象として、手術を目的とした短期の検査入院の患者様を対象に事前検査を進めています。入院までには検査データーが全て揃っていますので、入院当日は医師が必要とみなした検査の追加があるだけです。
安心して速やかに入院していただき、検査を受けることができます。病棟へは前日に情報提供できますから、病棟も受け入れ準備や情報収集ができます。

事前情報の取得後は、これをベッドコントロールや退院支援に役立てています。ベッドコントロールは、各病棟入院患者数、手術件数、重症度などのバランスを考慮して患者様に適した病棟・病室を調整しています。
また、入院前から退院後のリスクは早い段階でアセスメントしてサービスの準備、調整が必要ですから患者様情報はとても重要です。
このことは病院経営的には、在院日数の短縮・病床稼働率に大きく反映しています。

近年、病気を治す医療から地域全体で支える地域包括ケアへ転換しつつあります。
退院後は、地域の皆様のかかりつけ病院としての役割を果たすために、外来看護師が、病状以外にも生活や家族支援などにも注意深くかかわっていきます。
そして病棟と外来の連携を更に強化し、病棟と外来看護師が同じ視点をもって役割分担をして、在宅、他施設、他病院とも情報共有し、看護の連携と質の高い看護の提供をしていきたいと思います。

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