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看護部の新たな管理体制2-継続看護対策委員会

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猛暑が過ぎやっと過ごしやすい季節になったと思いきや・・・・アッという間に冬がもうそこまで来ている感じですね。急激な気温の変化に体調を崩されないようお気を付け下さい。
こんにちは、『継続看護対策委員会』委員長の日野です。
今回は、3年目を迎えた委員会の成長や取り組みを紹介させていただきます。

継続看護対策委員会は、“継続した看護力の強化”ができるようにと、平成25年に発足された委員会です。この委員会の特徴は、“答えがあるわけではなく自分たちで考え答えを出していく”ことが必要なため、発足初年度はかなり苦戦した一年となりました。しかし、苦戦しただけでは終わりません。1年間かけてまいた種は、ちゃんと2年目に芽が出て花を咲かせることが出来ました。

発足2年目の主な活動内容は、1年目からの引き続きで、①患者様をお待たせない「入院システムの確立」の完成→実践へ ②看護サマリーの見直しを行い、記載方法のマニュアルを作成。退院支援アセスメント・スケジュール票の活用の周知徹底の用紙の見直しを行い、修正→記載方法のマニュアルを作成 ③症例検討の継続。そして、後半には④リンクナースの育成への取り組みと、かなり実のある一年となりました。
今回は、その中の主な取り組みのひとつである、上記④の取り組みを中心に、3年目の様子をご紹介したいと思います。

当院は130床の病床数(2病棟あり)、うち12床が地域包括ケア病床となっています。以前から退院支援は積極的に行っていますが、専従、専任の退院調整看護師は存在しません。病院全体に対しMSWが1人いて、退院調整を担ってくれています。
退院支援の導入初期のころは、“メディカル・ソーシャル・ワーカー(以降MSW)が退院支援・調整を行ってくれるもの”という風潮で、看護の部分までもがMSW任せになっている現状でした。そこで、相馬病院の退院支援過程を作ろう!!ということになりました。また、どの部署からでも在宅療養の支援が必要ではないかということで、まず退院調整・支援・継続看護の部分でリーダーシップをとれる存在が必要と考え、各部署にリンクナースを位置づけることにしました。

2年目の活動
《リンクナース》
★位置づけの目的:患者様に必要と思われる看護ケアが継続的に提供できるよう(どの部署からでも)多職種と連携を取りながら、患者様とご家族様が療養生活を円滑に送れるように支援する。

★役割

  1. 病院内の看護師を支援する役割:ジェネラリストナースの育成
    院内の看護師が患者様を生活者として捉え、患者様やご家族の状況にあわせて必要となる看護を、具体的に検討できるようにする。
  2. 患者様とご家族が今後の療養生活について自己決定できるように、それに関連する情報を具体的に提示し、それを支援する。
  3. 関連職種との連携や調整をする役割
    患者様が継続した看護がうけられるよう、相談員や関連スタッフと連携し、それぞれの役割が実践できるよう支援する。
  4. 地域包括ケア病床の運営
    科長や主任と協力し合いながら、地域包括ケア病床が効率的に運営できるよう支援する。

★活動内容

  • 自部署の特徴をとらえて、退院支援・退院調整及び在宅療養が適切かつ効率的に実践できるように調整・サポートする(仕組みづくり)
  • ジェネラリストナースの育成:現場での指導、退院支援におけるアシストをする。
  • 相談員と協働して、退院調整ができる。
  • 地域包括病床の運営にあたり、科長・主任のアシストをする。
  • 各部署の継続看護対策委員間での定期的な情報交換を実施する。
  • 継続看護に関する勉強会を開催する。

以上の内容で2年目はリンクナース(継続看護対策委員)の育成に力を入れてきました。

委員内での勉強会の実施や自分たちで考え、自分たちでどうしたら良いかを相馬病院の特徴を踏まえながら、実践してもらえるよう活動してきました。その甲斐あって3年目は、率先して自部署でのジェネラリストナースの育成に取り組んでくれています。また、在宅療養支援アセスメント・スケジュール票(旧退院支援アセスメント・スケジュ-ル票といい、入院時から在宅をイメージした関わりが出来るよう、どのスタッフでも在宅療養支援が救い出せるような内容で、且つ情報共有出来るよう作成)を使って、院内でグループワーク式の勉強会を開催することができました。

勉強会の様子

<平成27年7月の勉強会の様子>

自分たちで考え、自分たちの継続看護(在宅療養支援)の在り方を作り上げていくことで、ジェネラリストナースたちの継続看護についての意識が高まりました。またこのような活動で患者様に喜んでいただけることができ、結果看護職の達成感・充実感に繋がり、遣り甲斐を感じることができるようになったと思います。
これも、ひとえにリンクナースの頑張りが花や実となりつつあるのではないかと感じています。

今回は、こんなところで終わり、次回の担当に引き続けたいと思います。

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最後に・・・・これからも、答えのない道を探究しながら、患者様に途切れることのない質の高い看護を提供できるよう、委員会で取り組んでいきたいと思っています。

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