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看護部の新たな管理体制2-(7)

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看護部感染防止委員会委員長の駒形です。看護部ブログでは4度目の祇園祭の季節となりました。  節電やエコに目を向けられている中、皆様どのようにされていますか?   新緑の頃に植えた緑のカーテンの「ゴーヤ」も、そろそろ大きくなって食べごろが近付いているのではないでしょうか?私は植える時期を逸してしまったので、近所の「ゴーヤ」の成長の速さを楽しみに見守っています。 

さて、昨年のブログで看護部感染防止委員会の役割についてお話いたしました。  今回は委員会の活動の流れについてお話させていただきます。

という手順ですすめられます。

部署や各委員会から問題提起された議案をエビデンスに基づき調査し、マニュアルを作成し院内感染防止委員会へ報告し承認を得ます。マニュアルは正確さを追求し、より理解しやすいものにするために、検討や見直しを重ねるため時間を要すこともありますが、感染防止のために何ができるのかと考えながら取り組んでいます。
今年度は、

1. 針刺し事故 ゼロ
2. ゴミの分別の徹底
3. ICTパトロールの内容の見直し

を目標としました。これら現状をご紹介します。

1.針刺し事故 ゼロ
当院では針刺し事故防止対策として、安全機能付き静脈留置針や翼状針の導入がされています。  しかし残念なことに、既に2件の針刺し事故が発生しました。1件は安全機構のついた針を完全に作動させずに誤刺してしまったこと。もう1件は医療廃棄物処理容器の蓋を閉めようとして、飛び出ていた針で誤針してしまいました。安全対策として院内で導入している備品の正しい使い方、医療廃棄物の正しい取扱いについて、事故の詳細を報告しながら警鐘が必要です。更に「針刺し事故防止のマニュアル」の周知と共に3例目の針刺し事故を起こさないように、各委員は啓蒙活動の強化をしています。

2.ゴミの分別の徹底
ゴミの分別は、昨年度の作表をもとに継続しておこなっています。  針など危険な物、血液に汚染された物、ガラス製品、プラスチック製品、病院から出るゴミの全部が医療廃棄物であり、そのものをしっかり分別して行くことが感染防止に繋がります。委員はゴミ箱の中をチェックして、毎回の会議で分別は周知されていますという報告がされています。また、1.の事故防止とあわせて、「針廃棄専用ボックス」も採用されました。

3.ICTパトロールの内容の見直し
ICTパトロールは、年間を通して、部署を巡回しチェック表に基づき感染防止をおこなっています。今まで「京都私立病院協会」のチェック表を病院独自な物に変更して巡回していました。しかし新しい多剤耐性菌の出現や、院内感染対策に対する警察やマスコミの介入など、院内感染対策は常に新しい情報に合わせることが必要です。そのため、「京都私立病院協会」のパトロールチェック表も最近見直しされました。今年度は見直しされたチェック表を活用し、評価、見直しを行い、当院仕様に完成させていきます。こういった活動で今年度も更に院内感染防止対策の充実を図りたいと思っています。  以上のことを、看護部感染防止委員会のメンバーが発信源となって、感染防止対策がより定着できるように活動しています。  それでは委員からのコメントをご紹介します。今年度もメンバー編成が変わり、新委員への交代もありました。新しくメンバーに入った近藤美弥子看護師に、感染防止委員会のメンバーになっての抱負を聞いてみました。

3階病棟に勤務している近藤です。今年4月に感染防止委員となり、今はまだ右も左もわからずとまどっています。  現在、委員会では「ICTパトロール」「静脈留置針の固定」「マスクや手袋の正しい装着」「吸引」「針刺し事故防止」などなど、たくさんの議題があがっています。エビデンスに基づいたマニュアルの作成や内容の修正を行い、完成にいたるまで様々な過程を経ています。  前年、私は記録委員をしていましたが、カルテの記録方法を一つ変更するにも何回もの委員会での話し合いがなされ、一つの決定にとても長い経過があることを知りました。そして、感染防止委員会でもより完成度の高い物を作る為に、修正作業を重ねています。こういった活動はより感染に対する知識が高まり勉強になっていまます。  今は自分が出来る事から1つずつ活動しようという思いから、マスクの着用、手袋の装着など標準感染防止対策を「自分がスタッフのお手本」と意識して実施することを頑張っていこうと思っています。

このように新たな委員からのコメントにもあるように、目標に掲げた以外の議題も上がっています。目新しい内容ではないことが多いですが、しかし、正しい知識を持つこと・正しい対策を取ること、という基本的なことが浸透され継続し続けなければなりません。  私たち感染防止委員会メンバー8名が院内の感染防止の見本となれるように、まず自分たちが理解してスタッフに啓蒙して、実践されているか評価しながら感染防止に努めていきます。

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