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看護部の新たな管理体制2-継続看護対策委員会(4)

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みなさま、こんにちは。
またまた、ブログ担当の時期がやってきました。継続看護対策員会の委員長兼訪問看護ステーション管理者の日野です。

今年は、例年にないくらいの酷暑と大雨や台風・地震などの災害に襲われ、改めて自然の恐ろしさを痛感している今日この頃です。
被害にあわれた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。

今年度は、今まで6年間の成果を多々感じる場面が多くあり、会議では委員からの活発な意見交換ができたり、委員が主体となって研修を運営してくれたり、と頼もしく感じています。
さて、今回は委員会の中の研修メンバーに11月に開催する研修について少し紹介してもらおうと思います。

研修を担当の中村 大歳 永井(病棟) 永井(訪問看護)です。
今回、研修を担当するにあたり、4人で何度も集まって話し合い、テーマや方法を決める段階から病棟、訪問看護、訪問診療の各々の視点から意見を出し合うことができ、有意義な話し合いができました。その結果、11月に開催予定をしている研修について次のように決まりました。
研修のテーマは「入院時に考えられる退院支援について」で、1事例に対しKJ法を用いた手法で、グループワークを展開する予定にしています。

当院では外来から始まる退院支援・調整を意識して行っており、外来・病棟・在宅部門と連携しています。また今年の新しい取り組みとして、「入院時支援加算」にも対応し始め、より密な連携が求められているところです。

継続看護では情報の中から、患者と家族が在宅で安全安楽に生活できるよう何が必要であるか、また多職種との連携、カンファレンスのタイミングなどいろいろな視点からより良い方法を導き出すことが必要です。この研修を通して、継続看護の必要性を再確認し、実際の看護にいかすことができればと考え、このテーマにしました。

研修の手法は、病棟・訪問診療・外来・訪問看護と様々なスタッフが参加し行うため、各部署の意見が多く抽出できるのではないかとKJ法を取り入れることにしました。
そのため、まずは研修を計画するにあたり、KJ法に初めてふれるスタッフもいたため研修会担当の4人で、資料からKJ法についての学習をしました。KJ法を初めて耳にした時は、「KJ法ってなんや?」と思いました。耳慣れない言葉だっただけに「経時絵法?ケージェ法?」と思ったほどです。KJ法はデータをまとめるための手法であり、創造的問題解決の効果があるとされています。

そして、次に「入院時に考えられる退院支援について」をテーマに、事例から考えられることをそれぞれ付箋に記入しました。その後4人で話し合いカテゴリーに分類し、その中で一番重要だと思う項目を選びました。付箋を見ながら細かな意見も聞くことができ大変有意義でした。
KJ法は、文献を読んだだけではなかなか理解しづらいのですが、とにかく一度経験してみれば楽しく有効的な方法であることがわかります。正しく行うためには私たちがファシリテーターとなって進めなければならないので責任も重大です。
実際の研修では研修担当がファシリテーターとなりグループの話し合いを進めていく予定です。8人程度のグループを3グループ予定しており、より多くの意見が抽出できると思うので、より活発な議論が行えると期待しています。
一人一人が自分の意見を表出できるという点ではKJ法が有効と言えます。
また意見集約の際に、他の人の考えを知ることで自身の視野も広がっていくことも期待しています。

今回のKJ法を用いた勉強会で、早期の退院支援の取り組みや、看護計画立案、取り組み方について考える機会になればと思っています。そして、よりよい継続看護ができるよう努めていきます。

~以上、研修担当委員でした。~

みなさん、今回の研修の取り組みはいかがでしたか?
今回の研修では、研修担当委員が主体的に自分たちで勉強会を行ったり、他スタッフの意見をもとに研修の組み立てをしてくれました。そんな研修担当スタッフを頼もしく思えるひと場面でした。

昨今、退院調整看護師の活躍が目覚ましいですが、大規模な病院とは違い、当病院では、現時点では専任の退院調整看護師を置くことは規模的に難しいのが現状です。そのかわりに、現場のスタッフが、日頃患者様が入院された時から退院後の生活を見越した看護が提供できるよう、そして退院後も継続した看護が提供されるよう、委員会活動や教育計画などを通してスキルアップできるよう取り組んでいます。そして退院調整部門のMSWと協働して、患者様が安心してご自宅で生活できる場に繋いでいけるよう、今後も継続看護対策委員会が中心となって取り組んで行きたいと思います。
そんな委員会活動を通して、日々スキルアップしているスタッフを見るのが私の楽しみのひとつになっているように思います・・・。

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