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相馬病院 看護部ブログ

看護部の新たな管理体制2-臨床指導者会

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まだまだ寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今期はインフルエンザが猛威を振るい、毎日のようにニュースに取り上げられています。空気が非常に乾燥しているので、院内の加湿器はフル稼働です。また、体調管理の重要さを改めて実感しています。

さて、今回のブログは、臨床指導者会からで、病棟主任・教育担当者の三浦が担当させていただきます。よろしくお願いいたします。

病院での実習は看護師になるために必須で、学校で学んだ知識と実際の患者様の病態を結びつけ、より知識を確実にするための大切な授業に位置づけられます。看護学生は、この実習で様々な経験をします。この実習を中心になって指導するのが、臨床指導者と呼ばれる看護師です。
当院は、昨年度から看護学生の受け入れを再度始めることになりました。今年の1月には2年生の基礎看護学実習に6名の看護学生が来てくれました。そのための準備として、臨床指導者会や看護学校教員との会議を行い、実習の準備をしてきました。今回の実習での私の経験をご紹介します。

私が所属する病棟に、3名の学生が緊張した表情で来てくれました。実習初日は、病棟のオリエンテーションや患者様紹介を行いましたが、少しでも緊張がほぐれるようにと関わるように心掛けました。3週間の実習期間で、受け持ち患者様の身体面・精神面・社会面を情報取集し学習を深め、看護過程、計画を展開して勉強していくのです。

最初の週は、学生につきっきりになることも少なくありませんでした。病棟や患者様に慣れるために必要な時間です。しかし、いつしか学生は自主性をもって行動するようになりました。臨床指導者である私も、自分の受け持ち患者様を担当したり、チームリーダーを兼ねていたので、広い視野でアンテナを張り計画性をもって仕事を進めなければならず、正直とても大変でした。また、学生が困っていることはないか、患者様とのコミュニケーションは順調かなどに気を配ったり、教員と情報交換したりするのも大切な仕事でした。
学生は、毎日のカンファレンスで私が助言したことを、次の日の計画に活かしてくれて、とても素直でまっすぐで日々成長がみられて嬉しかったです。

2週目になると、それぞれが患者様の病態を理解し、どんな看護援助が必要か考え、積極的に計画立案してくれました。その方法は、患者様にとって最適か一緒に考え、計画修正し、実施しました。患者様の方も、普段とは違う表情を見せてくださったり、親しみをもって学生に接してくださっていました。中間カンファレンスでは、関連図という患者様に関する情報の関連を示したA3用紙いっぱいに描いた図を用いて、患者様の全体像を捉え、看護計画を立案し、発表してくれました。どの学生も上手くまとめられていて感心したと同時に、私自身も残りの実習期間で、どうしたら個々の目標が達成できるよう仕向けられるかと、使命感に駆られる瞬間でした。

最終週は、看護問題に沿った計画を実施していきました。整形外科でリハビリ期の患者様に、退院後にも役立つ運動をパンフレットにして手渡してくれました。これは、理学療法士にもアドバイスをいただきながら作成したものです。学生が実習を終了してからも、このパンフレットを使い、実際に患者様は毎日運動を頑張っておられます。継続して使えるカラフルなイラスト入りのパンフレットは、今後もきっと患者様のためになるはずです。
そして迎えた最終カンファレンスは、他病棟も合同で行いました。それぞれの学びを発表し、意見交換を行い、共有し、とても充実したカンファレンスとなりました。実習を終えた学生の表情は、初日とは全く違い笑顔で、達成感に満ち溢れたような表情でした。

私は学生指導には不慣れで、手探りのところもあり、学生にとって“良い指導者”ではなかったかもしれません。今回の実習で、振り返ることも沢山あったので、臨床指導者会で課題を出し合い、次の実習に活かせるようにしていきます。

最後に、私が以前臨床指導者講習会に参加した時に、講師の先生がおっしゃっていた言葉があります。
“指導を通じて指導する者自身も成長する” 
“指導の本質は、教えながら学ぶこと、学びながら教えること”

これからも、学生とともに学ぶ姿勢で、一緒に成長していきたいです。

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