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相馬病院 看護部ブログ

看護部の新たな管理体制2-看護部(12)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

皆様、こんにちは。
今年度最後の担当は例のごとく看護部長の高橋が担当させていただきます。
今期の冬は、暖冬と言われていましたが、やはりインフルエンザは猛威を振るいました。
当院でも患者様はじめ、職員も複数罹患者が出ましたが、感染防止対策の徹底で、最小限に抑えることができました。
皆様はいかがでしたでしょうか?

最近の看護部ブログ、高橋の担当では、WLB(ワーク・ライフ・バランス)の取り組み状況についてご紹介していましたが、今回は先日当院看護部で恒例の「院内発表」の中から、看護補助者の発表についてご紹介したいと思います。

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毎年、院内では各部署からの看護研究や、症例発表会を開催しています。今年度は、病棟科長からの薦めもあり、病棟の看護補助者からの発表がありました。
病棟の看護補助者12名を代表して「看護補助者の業務紹介と患者様との関わり」~看護部理念と目標に向かって~というタイトルで、2名の補助者の発表でした。
内容は以下の通りです。

1.看護補助者の紹介
当院の病棟には常勤・非常勤で合計12名の補助者が交代制勤務をしており、リーダーとメンバーで組織としています。早出・日勤・遅出・深夜勤の交代制でシフトが構成されています。
それぞれの勤務で業務が決まっており、多岐にわたり看護職員の業務補助をしています。

2.教育体制の紹介
看護補助者の教育体制が確立しており、新入職者は自立して業務出来るまで手厚い指導を受けていますが、通年勤務している対象者にも毎年技術確認証をもって確認や看護補助者マニュアルを通読して知識を深めています。また「感染防止」「褥瘡」「安全」「接遇」の研修も受講し、今年度は体験型研修の新たな研修も予定されています。これは、「食事介助における予期せぬ事態の対応」という研修名で、患者様が食事を詰めて意識消失された現場に遭遇した時に、看護補助者としてどのように対応すべきか体験をもって学ぶ研修です。実際の看護補助者の業務中に、同様のことが発生し、怖くてどうすればよかったか不安の声があり、新人看護職員研修のように、シミュレーションしながら行いました。

3.看護補助者の役割とは
看護師の指示のもと、患者様に様々なお世話を提供しています。入院生活に必要な食事・清潔・排泄・移動動作の介助を中心に、実際には看護師よりも身近に頻回に行うことがたくさんあります。特に入浴介助はお身体のお世話を慎重かつ安全に行わせていただく場面であり、夏場は熱さマックスの中、患者様の「あんたに背中流してもらうと本当に天国やわ」と言っていただける言葉を励みにしています。
患者様からの苦情をいただいた時には、看護補助者の視点からも普段の接遇を振り返り、意見交換を行いました。患者様によっては、同じことを話しても受け取り方の違う人もいると思うので、声掛けは気遣いが重要です。「患者様を自分の家族のように思う気持ちが大事だと思う。
医療の現場やから、普通の人の気持ちよりもっと繊細になってられる訳やから、普通の対応でも傷つきやすくなってられると思うから、もっと丁寧にする必要がある。」などディスカッションしています。

4.エピソード
1)入浴介助中、患者様が「一番最初のお風呂の時に入れてくれた人やね。私は覚えているよ。あれだけ丁寧にしてくれたら忘れるはずないよ」とおっしゃられました。患者すると「またあなたにお風呂に入れてほしいとずっと思っていたのよ」と言われ、入浴介助をしていてよかったと思いました。
2)食事介助をしていると、食へのこだわりや好き嫌いなどいろんなことがわかります。ある時「おかずが細かすぎて何を食べているかわからないわ」と言われました。その方は義歯もあり、しっかり噛むこともできます。何故かと思い看護師に相談し、一口大の食事形態に変更してもらい、「おいしかった。ありがとう」と言われうれしくなりました。

これらの場面は看護補助者みんなが普段患者様から頂く言葉です。
これからも患者様により近い場所で接していく看護補助者として、相馬病院の看護部の理念である『自分や家族が受けてみたい、受けさせたい心のこもった看護』「患者様代位に考える」こと目標に今後も温かいケアを提供したいと思います。

以上が今回の発表内容でした。
発表者の一人の病棟補助者のリーダーの感想を聞いてみました。
「研究発表は毎年開催されていますが、看護補助者としては初めての参加でした。実際にどんな風に進行されているのか、発表のし方、話すスピード等全く未知の世界だったので、不安は大きかったです。内容についても科長のサポートにより、患者様に近い立場でいられる助手業務での、日々の喜びや達成感、改善すべき事など他部署・多職種の職員に知ってもらえることができました。よい経験をさせていただきました」

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改めて、看護師の負担軽減以上の役割を担ってもらっている看護補助者の方々に、力強いサポートを感謝したいと思います。今後も看護補助者のレベルアップのためにも、このような機会を設けたいと感じました。

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