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看護部の新たな管理体制2-(46)

[ 看護部の新たな管理体制2 一覧 ]

//こんにちは、9月のブログに予告した通り、今月も看護部長の高橋が担当です。

//今年の8月は夏日が「ゼロ」、週末の土日は見事に雨だったそうですね。

夏だというのに梅雨のような気候、予想をはるかに超えた大雨、これによる災害、また御嶽山の噴火で沢山の命が失われるなど、自然災害の恐ろしさ先月同様に痛感します。
//犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。/

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//さて、今月は今年度の看護部の二つ目の「目玉」のご紹介です。
今年度、当院は看護協会の事業の一つの「看護職のWLB(ワークライフバランス)推進ワークショップ」の取り組みに参加することになり、キックオフ会議を行いました。

「WLB(ワークライフバランス)」とは
//働くすべての人が「仕事」と「仕事以外の生活」、例えば育児や介護・趣味や学習・休養・地域活動などとの調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことで、これらの考え方と取り組みを表します。
//個人個人のベースとなる生活環境が整えられていないと、仕事にも支障が出やすくなったり継続することが困難になったりする場合があります。また、オンオフで切り換えないと生活や仕事にメリハリは生まれません。
//近い将来の日本は超高齢化社会となり労働人口が激減します。WLBは企業にとっても重要な取り組みとなり「職員の離職防止・定着」「労働環境の改善で健康を守る」「生活の充実で職員の満足度や仕事の意識が高まる」「仕事の効率化」「企業イメージの向上」などの利点があります。

//日本看護協会では5年前から事業として毎年数か所の病院の取り組みをバックアップしています。京都府看護協会の代表者会議等で取り組み病院の発表を聴講して、当院ならこれが必要・これができるというように参考にさせて頂いて、出来ることから実施していました。
実際今年度の看護部目標でも、さらに労働環境の改善を整えるため、「年次有給休暇の取得促進」
「残業時間の更なる削減」「交代性勤務の見直し」などを掲げていました。
//勿論看護協会の「看護職のWLB推進ワークショップ」に参加することは大きな目標した。

このワークショップの手順は先に各施設に実施されたインデックス調査(アンケート)の分析から始まりました。分析結果からアクションプラン(対策)を4か月・1年・3年と立案します。

アクションプランの実施に際しては、立案(P)→実施(D)→ 評価(C)→ 改善策(A)の、PDCAサイクルで目標に向かって進めていきます。

//実際に8月の末に連日二日間、看護協会で研修とワークショップが開催され参加しました。

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//≪当院のインデックス調査の結果≫

//調査の回収率は99%(現従事者82名休職者1名の合計83名対象)で、職員の満足度調査では、前年のWLB取り組み病院の平均値より全体的にやや高い結果となっていました。
//もう少し悪い結果を想定していましたので、少し驚いたのが正直な気持ちです。
年齢別でなく全体でみた満足度調査では、職員を大切にする組織である、周囲に気にせずに退勤できる、勤務の希望が通りやすい、年次有給休暇が取得しやすい、定時に退勤できる等々、現在の働き方・生活に概ね満足しているという内容に高いポイントがついていました。

看護部長に就任した当初は離職者も沢山いて、働きにくい職場・看護部という結果だったと思います。それ以降、いろいろな取り組みが功を奏し、職員が定着し人員にゆとりができ残業時間や年次有給休暇取得促進など、改善できた結果だと感じます。
しかし一方で、インデックス調査を年齢別や既婚・未婚、子供のいる・いないなどで分析した結果は、当院看護部の中核を担う35歳から40歳代の職員については、「満足度」が、全体の評価平均より低い結果でした。
看護ケアに費やす時間が少ない、能力向上につながる、自分の将来像につながる、できるだけ長く勤めたいなどの項目が他の項目よりこの年齢層には特に低いのが目立ちました。
//ワークショップでは担当者のご指導を受けながら、これらの問題を解決するための今後のアクションプランを立案し発表しました。以降は指導者と連絡を取りながら院内で進めていきます。
9月に院内の「WLB推進会議」がキックオフし、実際にプランの取り組みが始まっています。
今後の経過については、時期を見ながら今後高橋のブログでご紹介したいと考えています。/

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//私が保育園に子供たちを預けながら仕事と家庭を両立していたのは、もうすでに20年も過去のことになります。当時は保育園のお迎え時間が近づいても周囲への気兼ねがあり、なかなか退勤できませんでした。手術患者様を担当した看護師が、日勤を過ぎても手術が終らない患者様を待ち、夜勤帯になって術後の看護をして引き継ぎ日勤を修了するような慣習がありました。
次第に仕事を継続することがしんどくなり、退職のことが頭をよぎった記憶があります。
当時の上司はその時からWLB的な考えを持っておられました。私やスタッフに対する上司の一言に助けられ、今もこうして勤続させてもらっていると感謝しています。
WLBは『お互い様』精神が重要だそうです。
幸い現在は子育てしながら勤務している職員も沢山いるようになりました。
私が大変だった時代は助けてもらったので、次は私が助けてあげる番というように、助け合いの輪が広がったなぁと感じています。また世の中が子育てしやすいように大きく変化したことも実感しています。
しかしこんな時代になったとはいえ、これからのすべての職員に対して改善できることはまだまだできていないので、できることから積極的に取り組んでいこうと考えています。また全職員を対象にして、仕事が楽しい、魅力ある職場つくりをめざし、特に35歳以上の職員の声を聴きながら進めていきたいと思います。
99%の回収率は誇らしいことですが、現職者すべての意見を聞いたことに対する回答は重責です。WLBの取り組みが病院の理念である地域住民の皆様の期待に応えることにつながるのだと考え、リーダーシップを発揮していきたいと思っています。

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