心にひびく医療を!!
私たちは、一人ひとりの患者様を大切に、心をこめた治療と看護を提供します。
私たちは、医師、看護師始め職員一丸となって、チーム医療に取り組み、
1日も早い傷病の回復に努めます。
私たちは、患者様の入院中、快適な生活空間の実現に努めます。
心にひびく医療を!これが私たちの理念です。
常に切磋琢磨し、医療の質の向上に努め、患者様への愛情と責任を持って診療にあたっています。
病める人の立場にたって、親切に説明し、治療に対する理解を得るよう努めています。
24時間、地域の人々に親しまれ、愛される病院として、なお一層、職員一同、力を合わせ、自己研磨に努め、
〝地域のかかりつけ病院″としての役割を果たしていく所存です。
相馬病院は、菅原道真を祭神とした北野天満宮の真前に位置し、界隈は西陣織の街として歴史と文化と伝統の息づくところです。
おかげさまで、この地で、昭和12年以来、外科、整形外科、泌尿器科をはじめ、内科、循環器内科、消化器内科など各科の専門医を常勤医として配置して診療を続け、また、救急病院として救急医療体制も早くから整備して、地域の皆様のかかりつけ病院として歩んでまいりました。
医療を取り巻く環境は刻々と変わっております。当院でも、訪問診療・訪問看護を充実させ、より一層皆様のニーズにお応えできればと考えております。
医療法人 相馬病院
理事長 相馬 靖
医療法人相馬病院院長の上林(かんばやし)です。
昨年の医療費削減を目的とした医療法改正に伴い、医療機関は厳しい逆風が吹いていますが今後予定される医療制度改革は、日本の社会福祉そのものを後退させるのではないかと危惧しています。
医療機関を利用する患者様にも医療に対する将来不安を拡大させているのではないでしょうか。 こういう時こそ、再度、原点に戻り、患者様の視点で考え、地域の皆様が安心して医療を受けられる場が提供できるよう、今まで以上に努力しなければならないと考えております。
当院の理念である、「心にひびく医療の提供」を実現するのは並大抵の努力では難しいと思いますが、この厳しい状況を一つのチャンスと捉え、創立70年を迎える伝統ある当院に勤める医師職員一同が切磋琢磨し、共有の行動規範として、患者様の目線に立ち、良質で安全な、心のこもった医療サービス提供を目標に取り組んでまいります。
平成22年度の相馬病院の医療目標を「患者様サービスの向上」と定め、医局・看護部を始め各部門単位でそれぞれの課題を設定して取り組んでおりますが、まだまだ、不十分であると考えており、なお一層、各部門の取り組みを強化してまいります。
地域の医院・診療所の先生方のお話をお聞きしましても、医療相談、介護相談等の窓口の充実を痛感いたします。当院においても、入院中はもちろんのこと、退院後の家庭復帰、社会復帰にも良き相談者となれるよう努力していきます。
訪問診療、訪問看護との連携による在宅医療サービスにも今後、力を注いていく所存です。
医療法人 相馬病院
院長 上林 政司